真実

2004年7月5日 殿との馴れ初め

『殿との馴れ初め 夏の章その三』

暫くしてその知り合いから連絡があった。
殿に話があるからどうしても会いたいと電話をした。
その日の夕方会った。

「何の話か分かる?」

「いいや・・・。」

「妻、○○○、昭和○○年○月○日生まれ。長女○○○昭和○月○○日生まれ・・・。」

彼の顔色が青ざめていくのが分かった。
私も喉がカラカラで、出もしない唾を何度も飲んでいた。

「嘘つき・・・。嘘つき!嘘つき!!」

でも、涙で声にならなかった。

「隠すつもりはなかった・・・。」

「じゃ・・・どういうつもりよ・・・。水商売だから騙していいって思ってた?」

「都さんは不倫は絶対に嫌だと言ってから・・・。何度も言おうとしたけど別れると
言われるのが怖かった・・・。」

殿が言うには、妻は新興宗教にハマっていて毎月の給料の
ほとんど宗教のために使い家事もいっさいしない毎日だと。
で、こんなことでは夫婦としてやっていけるわけないし
子供も育てられない。離婚話もとうの昔から出てる。
でも、離婚するなら死ぬと妻に言われている。
家にもほとんど帰ってない事務所に泊まるか車の中で、
寝てる。と・・・。
確かに、週に2〜3度飲みに来ては私と泊まっていた。
急に今夜は一緒にいたいと言ってもいつも承諾してくれた。
だからこそ、妻帯者だと思わなかった・・・。
殿の話は本当は家庭がうまくいってる。
という風には感じなかった。

でも、理由はどうあれ彼が妻帯者である限りは不倫。
情けなかった・・・。
私は信じていた。×1だと言った、彼を・・・。

「暫く、考えさせて欲しい」と
車を後にした。

今日、ついに殿と私が不倫関係にあった事を日記に書きました。
多分、引かれる方もいらっしゃるでしょう。
でも、これは私の日記なので・・・。
しかし、不倫を許せない方もおいででしょう。
私の事を嫌になった方は・・・。
残念ですが・・・。

今まで、つたない日記にお付き合いいただき有り難うございました。
ココだけの話、夢は歌手でした。。。
“潮風のメロディ”は縄跳びをマイクに
みたてて一日じゅう歌ってました。
観客は近所の子分たちでした。(≧m≦)ぷぷっ


________________________________________
<日記>

『殿との馴れ初め 夏の章そのニ』

彼と連絡がつかないとよけいにKの事が気にかかった。
Kは私の事が必要なのに・・・。でも、もう元には戻れない。
別れを決めておきながら心配で仕方ない。Kは私より2才年上だったが、
ミュージシャンにありがちな子供っぽい部分をかなり持っていた。
私が水商売であることにも理解はなかった。何度もお客さんと喧嘩しそう
になった。すぐに、カッとなった。一度、Kと公園で話しをしていて
ホームレスが空き缶をこちらに投げてきて取っ組み合いになった。
間に入って止めた私も服は破かれ、ネックレスも弾けとんだ。
酔って看板を蹴って壊したこともある。
大丈夫だろうか・・・。
でも、もしKと同棲を解消していなかったら別れていなかったと思う。
同棲を解消した時、ほんとは私の中で別れが始まっていたのだろうと思う。

彼にベルを鳴らしても連絡をくれないことが度々あった。
彼は「眠っていて気付かなかった。ほんとにごめん。今度から気をつけるから」
と言った。
何かおかしい。私は疑い始めていた。
私は知り合いに電話をかけた。
「お久しぶり。ところで、調べてもらいたいことがあるの」と・・・。
     【 カザンソープ 120g】

これ、本当にオススメ!
私はもう1年くらい愛用してるんだけど
洗顔後、肌がモチッとする感じで、ローションがぐんぐん
吸い込まれる感じ♪敏感肌、アトピーの方、赤ちゃん
にも、お使いいただけます。

詳しくは。。。

http://www.kazansoap.com/ にあります。
______________________________________

Uo-ェ-oU ポッ♪。。。。「殿なれ」をどうぞ。

『殿との馴れ初め 春の章その九』

部屋に入りベットに二人で座った。

「嬉しいけど、本当にいいの?」

「うん・・・・。いいよ。でもね・・・・。」

「でも、何?」

「最初で、最後。」

「えっ?!」

「今夜が最初で最後。で、もう店に来ないでね。もう会わない。」

彼は、無言で、下を向いたままだった。
私は続けた。

「あのね、正直に言うと私も貴方が好きになったみたい、でも、彼とは
別れることは出来ない。だけど好き。だから、最初で最後。夢をみたい。」

彼は溜息をつき、しばらく沈黙した後言った。

「じゃ、抱かない。最初で最後なら抱かない。これから先の都さんが
ずっと欲しいから。」

私は泣いた。彼は私を初めて抱きしめた。

そして・・・・本当に何もせず、朝を迎えた。

家まで送ってもらい
「今日は朝まで、一緒にいてくれて有り難う。でも、
何も無かったから又、店に行ってもいいよね?顔を見に行っていい?」
と私に言った。

この時、私は本当に決断をした。

次回からは『夏の章』となります。
    【カップラーメン カップヌードル カレー】
以前、日記に書いたのですが私は、
カレーヌードルが大好き♪
でも、食後必ず胸焼けがする^^;


____________________________

<お知らせ>
HPに『自由画帳の部屋』なるものを増やしてみました♪
一口コメントつき←ってなんだろう?^^;

<日記>
なんと、1ヶ月ぶりの『殿なれ』ですm(__)m

いよいよ、佳境に入ってまいりましたぁ!『殿なれ』・・・。前回までの話を忘れてしまった方(私のせいなんですが・・・・。^^;)
そして、初めてご覧になる方。左のmyテーマ一覧『殿との馴れ初め』を
ご覧ください。m(__)m


『殿との馴れ初め 春の章その八』

Kと別居して実家に帰った私は何も変わらなかった。
そう、表面上は何も・・・。
心は淋しさで一杯だった。つい、この間までは同じ場所へ
一緒に帰っていたのに。方向の違うタクシーを見つめ涙が溢た。

ダメかも・・・。
辛くてダメだ・・・。
私は何だったんだろう?そんなことばかり考えて
お酒に逃げるようになった。
それでも、私はあの人の目になる。決意は変わらなかった。
東京からプロデューサーが来る度言われた。
「あなたしかリーダーのサポートは出来ないのだから、頼むよ」と
ある種の呪文のように・・・。

「神様は意地悪ですよね、どうしてあの人の視力を奪うのですか?
あの人のドラムは最高なのに。ずっと、叩いていてほしいのに・・・。」
酔うと同じことばかり考えてた。

バブルは崩壊したのに仕事は忙しかった。
仕事が終わってからも、食事などの誘いがあって今までのように
Kと会えなくなっていた。いや・・・
わざと会うのを避け始めていたのだと思う。
それは、一生懸命走るのに疲れ始めたから・・・。
Kと一緒に居る時、私は異常に気を遣った。
「ここに段があるから気をつけて」
「トイレに行ってくるから、ここにいて。」と
小さな子供でもないし全盲でもないのに・・・・。
「私が!私が!」と思っていた。

甘えたかった・・・。普通に甘えたかった・・・。

殿は、お付き合いを断ってからも店にきていた。
店に来た日は必ず家まで、送ってくれた。だけど、不思議なことに
私に手を出さない。出逢って半年。もう何度も二人っきりになっているのに。
そんな彼が初めて口にした言葉。

「都さん、今日は朝まで俺といてくれる?」
・・・・・。
少しの沈黙の後、私は答えた。
「・・・・いいよ。」

私は決心をした。
    【俳画の彩色に 顔彩 24色セット】
12歳の時、日本画というやつを描きはじめた。
子供心に色彩の微妙な濃淡に惹かれた。
あと、ブロンズ粘土で作ったピーマンが力作?で宝物だった(笑

______________________________________
<日記>
『殿との馴れ初め 春の章その七』

「Jの耳が聞こえなくなるかもしれない・・・」

JはKの子供だ。
男の子で翌年小学校に上がる年齢だった。
Kがいうには、聴覚に問題が起きてこのままでは
耳が聞こえなくなると医者に言われたと
元妻から連絡があったと言う。

「今まで、俺は父親としてJに何もしてやっていない。
もし、このまま俺が全盲になりJの耳が聞こえなくなったら、
一生後悔する。傍にいて出来る事をしてやりたい・・・」
とKは言った。

私は泣いた・・・。
泣いたのはJの為でもなくKの父親としての思いに
心を打たれたのでもなく、情けなくて泣いた。
1ヶ月もの間、何も私に話してくれず、
やっと話してくれたのは相談ではなく結論。
ショックだった・・・。
私の決意は何だったのだろう・・・。
私の愛は子供には勝てないの?
そうだよね・・・。

「ここに私と一緒に住んでいて
Jくんに会いにいってやればいいじゃない。」
と私が何度言ってもKは首を縦に振らなかった。
本当は元妻とよりを戻すための口実?とも
考えたが、そんな事を元妻は望んでいなかった。

「また、落ち着いたら一緒に住もう」
Kは言ったが、私の心は反応しなかった。

引越しの日がきた。
もう、私には何もない・・・。
私は気疲れからと淋しさから倒れた。

この時、殿と出逢って2ヶ月が経っていた。
           【かたぬき】 
我が家の前は神社で、秋には神楽や夜店がでるお祭りがある。私はこの町で育ったので、本当に小さな頃からお祭りに行った。この【かたぬき】は何度チャレンジしても成功しなかったなぁ・・・。今なら、集中できるかも?(笑

_________________________________________
☆弥生さま、相互リンク有り難うございました。宜しくお願いします。

☆ringoちゃんオキャ━━━o(。’▽’。)o━━━リィ♪


久々にフォトUPしました♪も〜〜〜うどうしてそんなに可愛いのぉ♪
   http://2blog.jp/d.php?acount=miyakowasure1016

そして、パソコンの師匠に左上の画像を作っていただきました。
かなり気に入ってます^^


<日記>

『殿との馴れ初め 春の章その六』

私は毎日忙しかった。
朝、お弁当を作り、洗濯をし、病院に向かう。
夕方急いで帰り支度をして店に出た。

病院に着くとKはいつも廊下の長椅子に座り
膝を叩いてリズムをとっていた。私が声を掛けると
嬉しそうに「もう、遅い。ずーっと待ってた」と
屈託のない笑顔で言った。
私はKの笑顔が大好きだった。疲れは感じなかった。
Kはほどなくして、退院した。ステージは暫くの間、
代わりの人が務めることになった。
プロデューサーが後進の指導にと打診したが断っていた。
体調のいい日はステージに上がった。
そんな日が半年ほど続いたある日、Kが突然旅行に行こうと言った。
ホテルに着き、いきなり話があると言う。
「あの、マンションね、今月一杯で、後輩のサックスのコに貸す」
と・・・。
「俺は実家に帰る」
と・・・。
「えっ?!どういう意味?ねぇ?何?」
私は言い寄ったが、Kは答えてくれなかった。
何も教えてくれないまま、明後日には引越しと言う頃に
なって、Kが重い口を開いた・・・。
 *かずりん☆ さんへ 私ったら大変失礼しました。m(__)m BBSに書き込んだ後、お気に入りに登録を忘れてしまっていて・・・どこからかずりん☆さんの日記に行ったのか分からなくなってしまい、今も探していたところです。かずりん☆ さんが登録してくださって助かりました。^^;改めて、宜しくお願いします。
☆ぱぴこさん、お気に入り登録させていただきました。
片平なぎさ・・・分かります^^;それから、手、痛いですね・・・お大事に。
 

           きなこげんこつ

ちわわクンの大好物^^ 私も大好物^^
きなこ・水あめのシンプルな材料で優しい味。
実はこれも、カンタンに作れちゃいます。



 【きなこげんこつの作り方】 注)きな粉飴やきな粉棒ともいう^^

材料
水あめ  80g
砂糖   30g
水    30cc
きなこ  100g(青きなこがあれば2色作れますよ)

作り方

1)厚手の鍋に水あめ・砂糖・水を入れ、
 1分くらい煮立たせた中にきなこを加えて練る。

2)食べやすいように形を作る。

3)きなこをまぶして出来上がり。

♪ゴマや砕いたピーナッツ等を入れてもGOOD。

♪手のひらで細長く伸ばして包丁で切ると簡単です。
(やけどしないように気をつけてね。)

♪完全に冷めてから保存ビンに詰めてね。


_________________________________________________
『殿との馴れ初め 春の章その五』

初めて読まれる方は左のmyテーマ一覧《殿との馴れ初め》をクリックして下さい。
その一から読めます。


「私、彼の目になるんです。そう決めたんです。この決意は変わりませんから」

彼に告げた・・・。

Kとは付き合って3年の月日が経っていた。

2年目の夏だったと思う。
「都。俺、頭が痛い。薬飲んでも治らない。ガンガンして吐き気がする」
と訴えるようになった。
私は彼が常にお酒をたくさん飲むから二日酔い程度に考えていた。
内科に行った。すると「これはうちではないです。すぐに眼科へ行ってください」
と言われた。それでもまだ、重大な事と思っていなかった。

【緑内障】だった。

頭が痛く吐き気がするのもその為だった。ほどなくして
彼は日帰りでレーザー線維柱帯形成術(LTP)の手術を受けた。
しかし、レーザー手術やピロカルピンで一時的に眼圧は下がっても
すぐ上がる。視野欠損もかなり進行してしまった。
結局、大学病院で線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)を
両眼とも受けた。
Kはバンマスで、ドラマーだった。
もう、板の上でタイコが叩けないと悲しんだ・・・。

私はKと暮らし始めた。
そばにいたかった。
いや、いなくてはいけない。と思っていたのかもしれない。
*あやchanへ
お気に入り登録有り難う♪
相互リンクさせていただきました。こちらこそ
よ(^0^*)ろ(^0^*)し(^ー^*)く(^ο^*)ね(^◇^*)♪
“のぞき見?!”大歓迎です。^^♪

<日記>

なんかさ・・・
ふっと「何で、“殿との馴れ初め日記”書き始めたんだろう??」って考えて・・・
気が付いた。
あ・・・私は、私を探してるんだって。
いうなれば、自分の過去を整理・整頓したいんだって。

引っ張るつもりないんだけど^^;
なんせ、思い出し、思い出しなもんで・・・
“春夏秋冬”構成に・・・いや、
“春夏秋冬春”で幕が下ろせることを願って・・・
みなさん おはよ♪U。・ェ・。Uノ"

昨日、携帯の機種変に行くのに殿の会社近くで待ち合わせてその後、久々に殿の車の助手席に座った。
私ね、いまだにドキドキするのよ。^^;
変でしょう・・・。

_________________________________________________________
<日記。。。のちほど>

『殿との馴れ初め 春の章その四』

「有り難う御座います、○○○です・・・。」
「あーまだやってる?」やはり、彼だ。

「あいにく本日の営業は終了しました。」

「都さん?」 「はい、そうですが。」
「誕生日おめでとう」「今日は綺麗なお花を有り難う御座いました」
「今から、ちょっといい?」「女のコはみんな帰りましたが、私でよろしかったらどうぞ」
「じゃ、すぐ行くから」「お待ちしております。」

みたいな話をしたと思う。^^
正直この辺の詳細は憶えていない。

それからすぐに彼はやってきた。
通り一辺倒の会話の後、彼が切り出した。

「都さん、俺と付き合ってくれないかな?」
きた。くると思った。
「それは・・・?どういう?」

お水なので、【付き合う】のは色々な意味がある。

「真面目に。付き合って欲しい。」

【真面目】にも色々ある。

「・・・ごめんなさい。私、彼がいます。お付き合い出来ません。」
と断った。 
すると彼は・・・
「知ってる。何処の誰かも。彼は有名だから。それに二人がいるとこ何度も見たよ」と笑った。

「それなら、話が早いです。すいませんが・・・。」
と言うと彼は、
 
「諦めないから、俺」と言った。

胸がキュン・・となった。

彼の申し出を断ったのは単純に私に【彼がいる】だけでも
【その彼が有名人】だからでもない。

その彼、実はある目の病気で右目の視力を最近失っていた。
左目も時間の問題だろうと・・・。

私はどんな事があっても、もう他の人を好きにならない。
彼の目になるんだ。と決心していたから。
だから、「好きになってはいけない」のだ。

なんかね。。。。
作り話みたい。。。
でも、ホントなんだ。。。
★フォト2枚UPしました。
http://2blog.jp/d.php?acount=miyakowasure1016

_________________________________________________________
『殿との馴れ初め 春の章その三』

「彼だ・・・。」
確信があった。

・・・一週間位前のこと。
いつもは支払いをキャッシュか小切手なのに会社へ取りににきて欲しいと言われ集金に行った。
飲食代を受け取り領収を渡すと、彼はデスクの引き出しから
小さな箱を取り出し「これ、誕生日には少し早いけど。」
と言って私の目の前に置いた。
オープン・ハートのリングだった。
店のお客さんにアクセサリーをプレゼントされるのは初めてでは無いから、びっくりはしなかったけど
受け取る事によって何かを約束させられるのは困る。
受け取りを躊躇していると、「心配しないでいいよ、安心してよ」と言った。 
わたしは「まぁ、いいか。何か言われたら返そう」と思った。
「どうも有り難う」会社を後にした。

・・・・・・?
 この段階では私が“姫”だよね?^^;

ちょっと、休憩。。。 ( ^^) _旦~~
★フォト2枚UPしました。しかし、いずれも写真を写したので
画像がイマイチです。m(__)m
http://2blog.jp/d.php?acount=miyakowasure1016

《ラブ》
トイ・プードルの女の子。2000年8月15日夕刻
16歳で永眠しました。
生後50日で我が家に来たときは片手に乗る大きさでした。
ラブと過ごした日々はかけがえのないものです。
正直なところ4年が経とうとしていますが、
今もまだ思い出に出来ません・・・。
別れのとき、私は子供のように泣きました。
「お願いだから・・・!お願いだから・・・!」と
お願いだから・・・逝かないで・・・!
お願いだから・・・逝ってしまうのならどうか、楽に・・・

あなたは私の中に永遠に生き続ける…
                  

  
____________________________________________________
『殿との馴れ初め 春の章その二』

夜が更けた・・・。

例年のBirthdayなら朝までどんちゃん騒ぎだが、
今年は一人閉店後の店にいた。
カウンターの後ろの棚は沢山の花束で溢れていた。
そこには、胡蝶蘭もカサブランカの大輪も真紅の薔薇も・・・。
だけど、私はただ一つの花だけを見ていた。
・・・・。
好きになったのかもしれない・・・。
ううん、好き・・・。

でも、ダメ・・・。
ダメだ・・・。
好きになっちゃいけない。

そこへ電話のベルが鳴った。

<つづく。。。>
のばす、のばす^^;
殿、九州にいきました♪
うふふっ。。。PCざんまい^^

<日記。。。>

殿が留守なので、殿のことを書こう・・・。

『殿との馴れ初め 春の章その一』

殿との出会いは14年前。お水のときのお客さん。
殿は、うちの店の常連さんに連れられて来店した。
はじめの印象は正直あまりなかったし、後に彼とこうなると、
つまり「ビビビッ」なんて感じなかった。^^;
それに、私とではなく、店の女の子と話が盛り上がっていたので
どちらかというと私は遠慮して距離を置いていた。

 〜初来店から何週間か経った頃、殿、一人で店に現れた。
前回はラフな格好だったが今度はスーツ姿だった。
内心、「カッコイイじゃん♪」と思った。
彼はいきなり「ヘネシーを入れて下さい」と言った。
内心、「気前いいじゃん♪」と思った。
何時間かの時を過ごした後、会計でキャッシュだった。
内心、「いいお客さんじゃん♪」と思った。
それから、週2〜3回は飲みに来て、毎回のようにボトルを入れ、キャッシュで支払いをした。
そして、1ヶ月位経った頃初めて「飲みに行こう」と誘われた。
店の女の子と何人かで飲みに行き、帰る時彼は其々女のコ達に車代を渡した。
でも、私にだけはくれなかった。
「何故?私だけないの?」と言うと彼は「都さんは俺が送って行くから必要無いんだよ」と軽く笑った。
その夜、素直に送ってもらったが別に何を言うでなく。
何をするでなく。 だった。
私は、いまいち彼の心が分からなかった。

そんな日々が何ヶ月か過ぎた秋の日。
私の誕生日。
彼から大きな白い薔薇の花束が届いた。
以前、「白い薔薇が好き」と言ったのを憶えていてくれたようだった。 その日は沢山の人がお祝いに来てくれた。
しかし彼は、いつまで経っても店に現れなかった。
ドアが開く度、期待しては裏切られた・・・。
そして夜も更けてゆき・・・

・・・・・つづく。^^

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索