黒豆の仕込みした。
明日朝からコトコト5時間だ。
あぁ…眠たいので また後程。

と思いながら、メモに下書きした

この1年、活動範囲が、余りにも狭くなった。
と、同時に人様との関わりも極端に無くなった。

母の介護中は、初めましての出会いの繰り返しだった。
母を亡くしてすぐの頃、どういったらいいのかな…
誰かの為になりたい!私の経験したことで
誰かの力になりたい!ならなければ!
という思いが激しく湧き上がった。
多分、その時にしんどくても行動に移す、
例えば、資格を取るために学校に行くとか。
ボランティア活動で、施設に行くとか。
直ぐに行動に移せばそれが日常になったかもしれない。
数ヶ月後、虚無感に襲われた。
今度は、頑張ろうにも力が沸いてこなくなった。
すべてにやる気が無くなってしまった。
興味が無くなったというか?

なにかで読んだ。私のように母との距離が近かった人は、
「母親を無くするとともに、母親との過ごした時間も失う。」と。
あぁ、その通りだなと思った。
実は、母の介護は、9年間ではなかった。

心の介護とでもいうのだろうか、
40年間だった。母は、私に依存が酷かったので、
私は、いつもしっかりしなければならなかったし
失ったものや時間もたくさんあった。恨むこともあった。
でも、放っておけなかったし、優しい時間も流れていた。
それだけ長く密な関係にあったので、
所謂、一般にいう親との別れと違い
立ち直りの作業が出来ず長引いているのかもしれない。


母の好きだった、黒豆を丁寧に煮る。


コメント

まるこ
2021年12月29日9:53

おはよ!
あの難しい黒豆が煮える都ちゃんに拍手!!
美味しゅうなれ!美味しゅうなれ!黒豆の声を聞け…(カムカムより…)
そんな感じだろうね。
都ちゃんはお母さんとの結びつきが強かった。そして頭が下がるほど良くやった!
虚脱感に苛まれるのも当然だよ。
何か始めるに遅いことはないって言うもの。
今は都ちゃんのペースでいいんだよ。きっと。

都わすれ
2021年12月29日17:24

まるちゃん

意外と簡単なんだよ~
適量のお湯に砂糖、醤油、塩、少しの重曹
これに洗った黒豆を一晩漬けて、豆が動かないように
煮汁から顔出さないようにする。
これだけだから。でも、丹波の黒豆のでっかいのが
やっぱり味がいいねー
ははは、黒豆の声をたまには聞かないとね(笑)
こんやは、かずのこの塩抜きします。
明日が筑前煮と酢蓮根。
バタバタしてるほうがやっぱり楽かなー
有難うね、老眼が酷くならないうちに
なにか勉強したいと思ってる。

マダムM
2021年12月29日18:05

都さんは本当に心根が優しいのだと思います。お母様との係わりも深かったのね。
たぶん私の年齢もあると思うけど、母を見送って、肩の荷が下りた感が強いです。
これから自分の人生を楽しみたいという、自己中です(^.^) 決して母の介護で私の時間を犠牲にはしていないのに、解放感は何でしょう?母の好物はオットと食べに行ってます、「おばあちゃんが好きだったよね」「一緒に食べに行ったね」とか都合の良い理由付けです(^_-)-☆
都さんの煮る黒豆は優しい味がするのだろうな(笑)

都わすれ
2021年12月29日23:41

マダムMさん

親御さんを見送った方から「正直ほっとした。」といった言葉も
けっこう聞きます。
私もある意味では思うのですよ、「ほっとした」と。
それは私が生きていて兄に葬儀やその後の手続きなどをさせずに済んだ。
といった意味合いでしょうか。
私の心根が優しいというよりも、親離れができていなかった部分も
あるのでしょう。タラレバですが、私に子供がいたら
受け止め方が違ったように思います。
命のバトンなのだとスムーズに受け入れたような気がします。
黒豆、ヘルシーにと今回砂糖を少なめにしたらやっぱり物足りない・・・
ある意味優しい味になってしまいました(笑)




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