土曜日の午前のこと。
10歳の孫が泊まりに来ていた。
夫は午前中仕事だったので不在。
朝ご飯を食べてから宿題をやっていた。
学校の宿題を終えたのちKUMONの算数の宿題
「終わった~」というので、「間違いがないか見直しをしてね」と言った。
すると「KUMONの先生が見直してをしたらいけんって言うた」と言うので
「え?そんなことはないでしょう?」と言ったら
「でも、言うた。あんまりしない方がいいですねーって言った」という。
「そのこと、お母さんは知ってる?」と聞くと
「いや、知らん。ばぁちゃんは知っとる」とはっきり言った。
おかしいなーと思った。KUMONの先生は何か意図して言ったのだろうか?
常日頃から夫は「間違いがないか見直すことが大事、必ずすること」
と教えている。
事実ならあっちとこっちと色々なことを言うのはいかがなものか?
子供が混乱しないか?
また、意図があるのならばそのことを子供は理解していないのでは?
不審に思ったが「わかった」と言ってそれ以上は追及しなかった。
夫が帰ってきた。
「KUMONの先生が見直しをしなくていいと言ったらしいんだけど」と報告した。
夫は「そうなん?先生がそういったん?」と聞くと孫が
「俺、そんなん言ってない」と。
衝撃だった。
「え?言うたじゃない。最初はしたらいけん。で、次はあまりしない方がいい。
に変わったけどね」と私が言うと孫は
「俺は先生が言った気がする。って言うた」
再び衝撃が・・・
「えっ??なんで、嘘つくん?意味がわからんのんじゃけど?」
「俺、気がするって言うた」
孫、泣きながら訴える。
夫は孫に気遣う意味で言ったであろうセリフ
「俺はその場にいて聞いてないからどっちが本当かわからん。」
はぁ?!なんなん??ありえんじゃろ?
つじつまが合わんでしょーが、例えば気がするにしたって
事実そのテーマの話が出ていたことに変わりない。
何?先生を庇ってるわけ?
私にどういう利益があってわざわざ嘘つかんといけんのん?
私も泣こうか?泣いたら信じてくれるわけ?
と心のなかで思ったが口には出さなかった。私は大人だ。
言った言わないの押し問答の末、KUMONの先生に母親が確認することになった。
夫は娘に甘く、母親も息子に甘いので多分、私が再追及しなければ、
なし崩しになるだろう。
本人ケロッとしてゲームをしている。
私は悶々としていた。
孫が帰ったのち、この話題に夫は一切触れてこなかった。
私てきにはもうKUMONの先生が言ったことが問題なのではない。
どうして、自分が言ったことを言ってないと嘘をついたのか
私を嘘つきにしたことが問題なのに。
悪いことをしたなら、正して謝るべきだ。
おおよそ、自分が面倒で見直しをしたくなかったからついた嘘で
そのことが夫にばれそうになったから、重ねてついた嘘。
そんな単純なことだ。
なんなんだろう?私はあなたと立場が違うよ。無償の愛とは違う。
目には入れられない、普通に痛い。
基本、子供は簡単に嘘をつく生き物だ。
日ごろ、「嘘をついてはいけない」と教える。
信じてもらえなくなるから簡単に嘘をつくなとバレるんだから意味もないよ。と
生まれてこのかた一度も嘘をついたことがない人はいないだろうと思う。
私だって沢山ついて生きてきた。
寂しいとき悲しいとき「寂しくない悲しくない」と見栄を張る。それも嘘だろう。
必要な嘘もある。大事な嘘もある。
ついて良い嘘と悪い嘘。
人を陥れる嘘。これは一番いけない。
子供は大概自分を守るために嘘をつく。
宿題をしていないのに、した。と嘘をつく。そんなのは誰も傷つかない。
でも、正直私は今回傷ついた。
「子供のすることじゃないの。大人げないじゃない」そう人は思うだろう。
でも、小さな溝ができてしまったようだ・・・
違う・・・
溝は何故か?それは私だけ、私一人だけが“属さない”からだ。
私だけが血の繋がりがないからだ。本当はずっと孤独でいる。
私の血は、此処で止まる。
おじいちゃんやおばあちゃんや父や母から流れてきたけど
此処で終わる。未来にはもう繋がらない・・・
うちの場合、夫婦が努力したけど叶わなかった結果でなく
私の身体的なことや経済的な理由じゃない。
夫のエゴで子供がいない。
それなのに、我が子のように孫をかわいがる夫を見て
私は、常にほのぼのとした気持ちでいられるだろうか。
心が穏やかでない日もある。
夫を騙し妊娠することもできたけど、姑息だと私は思った。
そんなことをすると一生心のどこかでやましい思いをすると思った。
だけど、これも私が選んだ人生だ。人のせいだけではない。
ただ・・・やっぱり後悔をしている自分がいる。
私の子供はどんな子だったんだろうと・・・時々思う。
我が親に孫を抱かせてやれなかったこと、申し訳なく思う。
嘘つきにされたこと。腹は立つけどそんなことじゃない。
この子は縁あって出会った子
なにかあったら精いっぱい助けることに変わりない。
でも、何度も同じことがあったら・・・自信ない。
なんか、湿っぽくなっちゃったわね、ごめんなさいね^^;
10歳の孫が泊まりに来ていた。
夫は午前中仕事だったので不在。
朝ご飯を食べてから宿題をやっていた。
学校の宿題を終えたのちKUMONの算数の宿題
「終わった~」というので、「間違いがないか見直しをしてね」と言った。
すると「KUMONの先生が見直してをしたらいけんって言うた」と言うので
「え?そんなことはないでしょう?」と言ったら
「でも、言うた。あんまりしない方がいいですねーって言った」という。
「そのこと、お母さんは知ってる?」と聞くと
「いや、知らん。ばぁちゃんは知っとる」とはっきり言った。
おかしいなーと思った。KUMONの先生は何か意図して言ったのだろうか?
常日頃から夫は「間違いがないか見直すことが大事、必ずすること」
と教えている。
事実ならあっちとこっちと色々なことを言うのはいかがなものか?
子供が混乱しないか?
また、意図があるのならばそのことを子供は理解していないのでは?
不審に思ったが「わかった」と言ってそれ以上は追及しなかった。
夫が帰ってきた。
「KUMONの先生が見直しをしなくていいと言ったらしいんだけど」と報告した。
夫は「そうなん?先生がそういったん?」と聞くと孫が
「俺、そんなん言ってない」と。
衝撃だった。
「え?言うたじゃない。最初はしたらいけん。で、次はあまりしない方がいい。
に変わったけどね」と私が言うと孫は
「俺は先生が言った気がする。って言うた」
再び衝撃が・・・
「えっ??なんで、嘘つくん?意味がわからんのんじゃけど?」
「俺、気がするって言うた」
孫、泣きながら訴える。
夫は孫に気遣う意味で言ったであろうセリフ
「俺はその場にいて聞いてないからどっちが本当かわからん。」
はぁ?!なんなん??ありえんじゃろ?
つじつまが合わんでしょーが、例えば気がするにしたって
事実そのテーマの話が出ていたことに変わりない。
何?先生を庇ってるわけ?
私にどういう利益があってわざわざ嘘つかんといけんのん?
私も泣こうか?泣いたら信じてくれるわけ?
と心のなかで思ったが口には出さなかった。私は大人だ。
言った言わないの押し問答の末、KUMONの先生に母親が確認することになった。
夫は娘に甘く、母親も息子に甘いので多分、私が再追及しなければ、
なし崩しになるだろう。
本人ケロッとしてゲームをしている。
私は悶々としていた。
孫が帰ったのち、この話題に夫は一切触れてこなかった。
私てきにはもうKUMONの先生が言ったことが問題なのではない。
どうして、自分が言ったことを言ってないと嘘をついたのか
私を嘘つきにしたことが問題なのに。
悪いことをしたなら、正して謝るべきだ。
おおよそ、自分が面倒で見直しをしたくなかったからついた嘘で
そのことが夫にばれそうになったから、重ねてついた嘘。
そんな単純なことだ。
なんなんだろう?私はあなたと立場が違うよ。無償の愛とは違う。
目には入れられない、普通に痛い。
基本、子供は簡単に嘘をつく生き物だ。
日ごろ、「嘘をついてはいけない」と教える。
信じてもらえなくなるから簡単に嘘をつくなとバレるんだから意味もないよ。と
生まれてこのかた一度も嘘をついたことがない人はいないだろうと思う。
私だって沢山ついて生きてきた。
寂しいとき悲しいとき「寂しくない悲しくない」と見栄を張る。それも嘘だろう。
必要な嘘もある。大事な嘘もある。
ついて良い嘘と悪い嘘。
人を陥れる嘘。これは一番いけない。
子供は大概自分を守るために嘘をつく。
宿題をしていないのに、した。と嘘をつく。そんなのは誰も傷つかない。
でも、正直私は今回傷ついた。
「子供のすることじゃないの。大人げないじゃない」そう人は思うだろう。
でも、小さな溝ができてしまったようだ・・・
違う・・・
溝は何故か?それは私だけ、私一人だけが“属さない”からだ。
私だけが血の繋がりがないからだ。本当はずっと孤独でいる。
私の血は、此処で止まる。
おじいちゃんやおばあちゃんや父や母から流れてきたけど
此処で終わる。未来にはもう繋がらない・・・
うちの場合、夫婦が努力したけど叶わなかった結果でなく
私の身体的なことや経済的な理由じゃない。
夫のエゴで子供がいない。
それなのに、我が子のように孫をかわいがる夫を見て
私は、常にほのぼのとした気持ちでいられるだろうか。
心が穏やかでない日もある。
夫を騙し妊娠することもできたけど、姑息だと私は思った。
そんなことをすると一生心のどこかでやましい思いをすると思った。
だけど、これも私が選んだ人生だ。人のせいだけではない。
ただ・・・やっぱり後悔をしている自分がいる。
私の子供はどんな子だったんだろうと・・・時々思う。
我が親に孫を抱かせてやれなかったこと、申し訳なく思う。
嘘つきにされたこと。腹は立つけどそんなことじゃない。
この子は縁あって出会った子
なにかあったら精いっぱい助けることに変わりない。
でも、何度も同じことがあったら・・・自信ない。
なんか、湿っぽくなっちゃったわね、ごめんなさいね^^;
コメント
なんか、胸にスト~んと落ちます。
主人の家に結婚して入ったとき、疎外感、感じたことありました。
強くなってください!
自分で乗り切らないと…。
同じ土俵に立ってはいけません。 私、そう思います。
疎外感はありましたよ。オットの家族の問題には入れませんでしたが、入りたくも無かったですけど。
血の繋がりって、人との繋がりの中でそんなに大きな割合は占めてないと思います。人間所詮は『一人』よ。それにたとえ義理とは言え、お孫さんがいるのは羨ましいですよ、娘は一人身でもう年齢的に子供は望めません。割り切ってお付き合いして下さい。う~と若い友だちだと思えば(他人)?
都ちゃんにだけに
付かれた嘘にショックを受けたのですね?
常日頃都ちゃんから可愛がられていたお孫ちゃんにしてみたら
都ちゃんだけは嘘をついても許してくれる
唯一の甘えた対象だったのかもしれません
どちらにしても嘘はいけません
これからのお孫ちゃんの為にも
都ちゃんが嘘で傷ついたという事を
本人に話してあげるのはいかがでしょうか?^^
そっか…そんなことがあったんだね…
私も梅子さんのご意見と同じだよ。きっと都ちゃんなら許してくれるって思ったんだと思うな。お孫ちゃんはにとって都ちゃんは甘えられる心許せる存在なんだと思うんだよ。でもそれで都ちゃんが色々傷ついてしまったりしたことを、要は嘘は人を傷つけることがあるって教えてあげることも大切かもね。
そうだよね…孤独感じるね…。
私も子供に恵まれなかったし、そこで夫がお孫ちゃんや娘さんと和気藹々されたら相当泣くよ。
有難うございます。
強くなるしかないんですよね。
自分で自分を守るしかないんですよね。
ただ、やはり、子供がいないと心情的にいつまでも
一人なんだなと仲間はいないのだなと思います・・・
私は弱いですね・・・
嘘をつく。
これは、知恵がつくということにも繋がりがあるので、
成長している。という意味では悪いことばかりではないと思ますし、
ある種の必要悪であると思います。
が、如何せん矛先が私に向いたこと。
もらい事故だとしても見過ごすことができませんでした。
が、マダムさんの仰った人間所詮は『一人』
確かにそうなんですよね、生まれてくるのも死んでいくのも一人です。
そう思うと、大概のことは考えようで気が楽になるような気がします。
有難うございます。
仰る通りです。正直、「はぁ?意味わからんけど?寝言は寝て言え。」
ぐらいの勢いではあります。
こてんぱんに言い負かすことも一瞬よぎりました。
嘘の種類が許せない気持ちで一杯。
しかも、夫とお孫ちゃんとやり取りを聞いていると
私に嘘をついたことは二の次の出来事になっている感じで
一瞬で何もかも諦めてしまった。
だけど、自分が傷ついたことは伝えないといけない。
それをアドバイスしてくれた梅子ちゃんに感謝です。有難う。
おはよう。
甘えられる存在は若干、舐められている感が否めないような・・・(笑)
大人の世界を知るにはまだ早いと思うけど、自分が怖いと思っているじいちゃん。
でも、そのじいちゃんが一番恐れているのは都ちゃんなんだと彼はまだ知らない(笑)
子供がいない。ということは自分自身で考える疎外感もしかりなんだけど
周りの他人からも攻撃を受けているからね。
若いころには「お子さん、まだ??」「子供つくらないの??」とか平気で言われる。
結婚したらもれなくついてくるオマケのように子供をもてるわけじゃない。
その現状を夫が知らないのは如何なものか。
うちの場合、兄も結婚していないから本当にここで終わっちゃうんだよね・・・
姪や甥もいない。本当におわるんだなと思うと切ないかなー。