良い（優しい）郵便局と良くない（優しくない）郵便局

ユニクロに返品しなければならない物がある。
以前はオンライン購入も店舗で返品ができたのだけど
今は千葉か大阪に返品をしなければならない。
スエットパンツ１本。６０サイズ。

あれだけヨドバシ頼むのに、このサイズの空箱がない。
が、ダイソーなどでわざわざ箱を買うのも腹立たしい(笑)
廊下を見ると２Ｌの麦茶６本入りのダンボール発見
幅と奥行きを測る。高さを７ｃｍにすれば６０サイズになる。
カッターで切り、即席で作ったが、６ｍｍほどオーバー。
ま、持って行って大目にみてくれたらラッキーでだめなら出直そう。

そんな軽い気持ちで家から一番近いＨＮ郵便局へ。
ここは、何度も行ってる。が、局員の態度はいまいちだ。
局留めで何度もお世話になってるし、切手も買う。
兄の定期や通帳も作って母の相続の件もここだ。
私の保険関係も手続きはここだ。
だから、私の顔は完璧に覚えているはずだ。
そんな思いもあって大目に見てくれるかな？などとおもっていたけど
超！超事務的に「６０サイズにはなりませんね、どうします？」と言われた。
計る場所によってはギリ６０ｃｍなんだけど・・・
「あー・・・・そうなんですか・・・私が下手くそだったからイビツですしね。」
とダメもとで言ってみたけど表情一つ変えず「６０ではないですね、どうします？」
と機械のように繰り返す「じゃ、いいです。送りません。」

くーーーーーーっ可愛げがない！
本当はもう面倒くさいから、ゆうパックの６０の箱を買って
詰め直そうかと思ったけど局員の言い方が気に入らない。
こっちも意地になる。違う郵便局にいくべ。

向かうは、橋を渡ってＭ郵便局。ここにも何度かお世話になっている。
郵便の窓口で「すみません、お願いします。」若いかわいらしい女性だ。
「あ～ギリギリ６０でますねー」
駄目か・・・
「そうですか・・・じゃ、梱包しなおしてきます」
「でも、わざわざ来てくださったのに・・・それは申し訳ないですね。」
優しい言葉だ。
この一言で、６０サイズの箱を購入することを決めた。
「あの、６０サイズの箱を買ってここで、詰め替えてもいいですか？」
「はい、それは勿論いいですよ。でも・・・ちょっと待ってください」
と奥のお部屋に消えて、戻った手には見本のレターパックプラス
「もしかして、これに入りませんか？私、ちょっとやってみてもいいですか？
あ、入ります。入ります！これだと５２０円でいけます。どうですか？」

一番安い送料を提案し、梱包まで手助けしてくれたのだ。
なんという対応の違い。なんという雲泥の差だろう。
それに少しも面倒がらず、始終ニコニコしている。

ＨＮ郵便局での対応は間違っていない。と思う。普通だろう。
だけど、Ｍ郵便局での出来事は本当に私の気持をほんわか幸せにしてくれた。
二人は郵便局に勤める窓口業務だ。年齢にも差はないが、人間性の差は大きい。