なんでも思い出になる。

月日は平等に流れるものだから。

良いことも悪いこともすべては思い出になる。






四十九日を迎え、納骨をした。


我が家にはお墓もないし菩提寺もない。
離婚をした父方には立派なお墓も土地もあり、
幼いころにはお墓参りも普通だった。
母方には、なにやら分からないが事情があってお墓がない。
となれば兄がお墓を建てるべきだったのだろうが
そういった縁起でもない話?はせずにきた。

母が亡くなった数日後のこと。
夫が納骨堂を見に行こうと言った。ずっと考えていたと。

私たち夫婦には子供がいないので、お墓を維持していくのは不可能。
夫の田舎にいけば土地はあるので建てることは可能なのだが、
車で2時間はかかる。

「みんなが入れるところ」
「近場ですぐに会いに行けるところ」夫の思いだ。

私の母や兄や私たち夫婦。夫の母親。夫の娘とその子供。
みんなが入れる場所。

縁あってある納骨堂と出会った。
自動でお骨が出てくるタイプではなく、
上段が仏壇で下段に納骨をするタイプを選んだ。
余裕で9口の骨壺を納めることができる。
そして、ペットのお骨も一緒に納めることができるのだ。
場所も自宅から原付バイクでも20分足らずのところにある。
今年出来たばかりなので綺麗で設備も整っている。

母の骨壺の隣に小さなココの骨壺を並べた。
一昨年、お空に帰った実家の愛犬ココのお骨はずっと実家にあった。
これまでは、ペットの納骨堂に納骨をしていたのだが
なぜか決心がつかずにいた。
母にはココがお空に帰ったことは伝えなかった、黙っていた。

今頃、虹の橋のたもとで母と再会し、大好きな母に抱かれて喜んでいることだろう。。。


コメント

アミ
2020年9月30日7:44

懐の大きなご主人様ですね!
みんな一緒がにぎやかで、素敵❣
お母さまも喜んでくださるでしょう。

マダムM
2020年9月30日10:57

優しいご主人様ですね。
兎に角、近場というのが大切です。知り合いが富士霊園という、富士山の麓で、桜も名所、素晴らしい立地ですが、如何せん遠過ぎるし、霊園自体が広大過ぎ車無しにはお墓参りに行けません。気軽に行ける所であれば、月命日にも行けますよね。
お母様もココちゃんとのんびりされていることでしょう。

梅子
2020年9月30日11:27

ご主人優しいですね
考えてくださっているのですね
少しずつ少しずつ時間に任せましょう
他の事でも都ちゃん忙しくなりそうだしね^^;

hana
2020年9月30日16:46

都わすれさま^^

 そうですね、すべて思い出になりますし、不思議なことに今では良い思い出しか残っていません。
 みなさんがおっしゃるようにご主人さまはちゃんと肝心な心遣いのお出来になる方^^
我が家はほぼ1年の間に配偶者と義両親の3人が逝ってしまい、お墓をどうしようかと悩みました。義父の田舎には代々のお墓がありますが遠いし年老いた叔父夫婦に任せっきりになることも考えて自宅からいつでも行ける場所にあるお寺に収めています。綺麗にして頂いているし、いつも誰かしらお参りされて賑やかだし、何よりいつでも会いに行けます。娘なは自転車で行ける距離、毎月通っているようです。私もいづれはそこに行くことにしています^^(でもここのところ満員のようで新規はお断り、という噂も)

まだまだお忙しい日が続きますが、ご無理なく過ごされますように。

naochan
2020年9月30日18:44

ご主人様は、お心、温かく深い。
本当にそう思います。
我が家を振り替えれば、実家の弟は、この先、どうするつもりなのか?私がいる間は、よくても、だんなさんより先に私が逝けば、八方塞がりになるのに、、、姉の心、弟知らずです。

お母様との日々を大切に、一年いちねんです。
きっと、ご主人の提案を喜んでおられることでしょう。

yasai
2020年9月30日19:24

都わすれ様

 良かったですね 死んだら一緒になれるって  可愛がってた犬も猫も

G−dark
2020年9月30日22:25

>今頃、虹の橋のたもとで母と再会し、大好きな母に抱かれて喜んでいることだろう。。。

そうであることを心からお祈りします。
今世で縁があって出会えたのだから、次にいく世界でもきっとまた縁があって再会できると思います。

まるこ
2020年10月1日17:44

うんうん。男気のある優しいご主人だよね。
そうだね!みんな虹の橋で再会しているね。
きっと、とびきりの笑顔だろうね。
お疲れ様でした。

都わすれ
2020年10月2日5:02

アミさん

懐、小さいときも多々あるのですが^^;
今回は大きかったです(笑)
そうなんです。みんな一緒です。
喜んでくれていると嬉しいです。

都わすれ
2020年10月2日5:02

マダムMさん

富士霊園さん、自然がいっぱいで素敵な場所のようですね~
風景が目に浮かぶようですね。
そうなんですよね、近場がキーワードです。
だんだん若返るのならよいのですが、足腰も気になっていきますしね。
はい、毎月会いに行くことができます^^

都わすれ
2020年10月2日5:07

梅子ちゃん

我が夫が「優しい」と褒めてもらうと
若干、「えー!?」と思ってしまうところもありますが・・・(笑)
まぁそんなことを考えていてくれたのね。
と驚いたのも事実。
大分、いろんなことを受け入れる心境になりつつあるよ^^
有難うね、梅子ちゃん。

都わすれ
2020年10月2日5:16

hanaさん

喧嘩したことや苦労したことも、なーんにも嫌なこととして記憶にないんですよね~
思い出のすべてが愛おしいですね。
そんな短い期間に・・・・ですか・・・・
大変でしたね、hanaさん。だけど、今となっては賑やかにされているのでしょうね。
娘さんが、毎月ですか?それはもう尊敬でしかありません。
私は父親のお墓にでも数回しかお参りにいったことがない親不孝者ですから・・・
でも、これも遠いからなんですけどね・・・いやいや言い訳です。

都わすれ
2020年10月2日5:24

naochan

日ごろは「なんじゃ、コイツ~」と思ことが多々あるのですが(笑)
でも、驚いたのがポンっと大金をだしたことです。
日ごろ、すっごいケチなんです。あ、倹約家と思いしょうこれからは(笑)
弟さんもお姉さんに甘えていらっしゃるのですね、
でも、じつはうちの夫のように考えも持っておいでかも?
男の人は言いませんからね~違いますかね?^^;
まだまだ、時間配分などの介護をしていた時の癖が抜けなくて困ります。
有難うございます。時の流れに素直に従いますね。

都わすれ
2020年10月2日5:28

yasaiさん

そうなんですよ、一緒になれるんです。
虹の橋のたもとで、ご主人様を待っていて一緒に虹の橋を渡るんです。
ココのお骨をペット霊園に持って行こうと思えなかったのは
こんなことが待っていたからなのかな~なんて思っています。

都わすれ
2020年10月2日5:33

G−darkさん

ココは母のことが大好きでした。
母のベッドの下でいつも母を守るかのように眠っていました。
いつも母の後をついていくようなコでした。
あ・・・でも先住犬のコも先にいっているので、
取り合いになって喧嘩にならないと良いのですが・・・(笑)
いえいえ、きっとみんな仲良くしていますね。
有難うございます(*^^*)

都わすれ
2020年10月2日5:38

まるちゃん

なんか、もう「へぇ~」みたいな。
というか、貯蓄していたものをポンと出してくれたのが
また、驚いたというか(笑)
有難いよね、うん。喧嘩ばかりするんだけど
男の人のほうが本当は懐が広いのかもしれないね、ありがとうね。
まるちゃんも今が一番しんどいね、ガンバレ~

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