ついに入院・後編【18】
2019年10月22日 卵巣嚢腫と子宮頸部ポリープの記録 コメント (2)【2018年の1月に卵巣嚢腫の手術を受けました。
これは、その手術に至るまでのお話しです。】
看護師さんと共に、手術後にベッドに敷くバスタオルやら
弾性ストッキングやら準備をする。
術後翌日の歯ブラシやらお箸やらも準備。
夜7時過ぎて主治医(執刀医)から術前説明を受ける。
主治医は、三十代半ばくらい?
麻酔医と違い、バリバリ青春を謳歌しましたという印象。
手術の経験も積み充実した日々を送っているといった感じ。
いや、むしろ手術大好き。といった風に見える。
左の卵巣・卵管を摘出する付属器切除術
そして、子宮頸部のポリープを切除。
術式は腹腔鏡、切開場所はお腹に3か所。
そしてお臍。
えっ!!!
お臍を?切る??
お臍を触るの~~~っ?!
「先生・・・・私、開腹でお願いします」
「えっ??なんで?」
「お臍は触らないでください、お臍は絶対にダメです。開腹で」
「どうして?そんなに痛くないよ~」
「いや、それは嘘です。絶対に嫌です。
先生は、お臍を触って痛くなったこと無いんですか?
あの何とも言えない・・・気持ち悪い痛み」
「いや、経験あるよ~、あるある。」
「そうですか。じゃ、そういうことでお願いします。開腹で」
「あのね、開腹って痛いよ~、腹腔鏡と比べたら違いはすごいよ、
傷跡だって違うし、時間だって。お臍といってもお臍の穴の奥じゃなくて
穴の上の方だから~大丈夫~。ね、大丈夫だから。少しだけ切るの。奥は触らない。」
と説得される。
黙る私。
夫にいい加減にしろと怒られる。
手術におけるリスクの重大性よりもお臍が気になる。
感染症や尿管を傷つけてしまう可能性や、
麻酔の危険性よりも何よりもお臍が気になるのだ。
お臍が痛くなる恐怖が勝るのだ。
腹腔鏡手術のことを全くネットで調べなかった。
実は、薄々気づいていたから・・・お臍を切るかもしれないと・・・
しぶしぶ同意書にサイン。
右の卵巣は、年齢相当に委縮しているとのこと。
夫は機能していないのなら右の卵巣も今回取ることを提案したが、
65歳ぐらいまでは微量だがホルモンを出していて
卵巣が機能しているらしい。なので、取らない方が良いそうだ。
ポリープの内診をして終了。
手術は午前8時45分から。朝一だそうだ。
朝8時にくる。と言い、夫は家へ帰った。
もう何かわからないのだけど、手術が他人事のような?
自分じゃない人が受けるような感覚になっていった。
恐怖を通り越して変に落ち着いたという妙な感覚。
なるようにしかならないんだ。というか。
もし、何かトラブルで死んでしまっても
もうそれは私の寿命だったのだから、仕方がないと思いはじめた。
夜中12時過ぎアローゼンがやっと効いてお通じあり。
12時で水分禁止となるので、ガブガブと飲む。
絶対に寝れないぞ・・・と思った。
看護師さんが眠剤を持ってきましょうと言ってくれたが断った。
飲みつけていない薬を飲むのは却って不安になる。
一睡も出来ないと思っていたのに爆睡をしていた。
へー眠れるんだー。自分が不思議だった。
意外とこういうタイプなのか?
でも、多分個室だったからその安心感もあったのだと思う。
これは、その手術に至るまでのお話しです。】
看護師さんと共に、手術後にベッドに敷くバスタオルやら
弾性ストッキングやら準備をする。
術後翌日の歯ブラシやらお箸やらも準備。
夜7時過ぎて主治医(執刀医)から術前説明を受ける。
主治医は、三十代半ばくらい?
麻酔医と違い、バリバリ青春を謳歌しましたという印象。
手術の経験も積み充実した日々を送っているといった感じ。
いや、むしろ手術大好き。といった風に見える。
左の卵巣・卵管を摘出する付属器切除術
そして、子宮頸部のポリープを切除。
術式は腹腔鏡、切開場所はお腹に3か所。
そしてお臍。
えっ!!!
お臍を?切る??
お臍を触るの~~~っ?!
「先生・・・・私、開腹でお願いします」
「えっ??なんで?」
「お臍は触らないでください、お臍は絶対にダメです。開腹で」
「どうして?そんなに痛くないよ~」
「いや、それは嘘です。絶対に嫌です。
先生は、お臍を触って痛くなったこと無いんですか?
あの何とも言えない・・・気持ち悪い痛み」
「いや、経験あるよ~、あるある。」
「そうですか。じゃ、そういうことでお願いします。開腹で」
「あのね、開腹って痛いよ~、腹腔鏡と比べたら違いはすごいよ、
傷跡だって違うし、時間だって。お臍といってもお臍の穴の奥じゃなくて
穴の上の方だから~大丈夫~。ね、大丈夫だから。少しだけ切るの。奥は触らない。」
と説得される。
黙る私。
夫にいい加減にしろと怒られる。
手術におけるリスクの重大性よりもお臍が気になる。
感染症や尿管を傷つけてしまう可能性や、
麻酔の危険性よりも何よりもお臍が気になるのだ。
お臍が痛くなる恐怖が勝るのだ。
腹腔鏡手術のことを全くネットで調べなかった。
実は、薄々気づいていたから・・・お臍を切るかもしれないと・・・
しぶしぶ同意書にサイン。
右の卵巣は、年齢相当に委縮しているとのこと。
夫は機能していないのなら右の卵巣も今回取ることを提案したが、
65歳ぐらいまでは微量だがホルモンを出していて
卵巣が機能しているらしい。なので、取らない方が良いそうだ。
ポリープの内診をして終了。
手術は午前8時45分から。朝一だそうだ。
朝8時にくる。と言い、夫は家へ帰った。
もう何かわからないのだけど、手術が他人事のような?
自分じゃない人が受けるような感覚になっていった。
恐怖を通り越して変に落ち着いたという妙な感覚。
なるようにしかならないんだ。というか。
もし、何かトラブルで死んでしまっても
もうそれは私の寿命だったのだから、仕方がないと思いはじめた。
夜中12時過ぎアローゼンがやっと効いてお通じあり。
12時で水分禁止となるので、ガブガブと飲む。
絶対に寝れないぞ・・・と思った。
看護師さんが眠剤を持ってきましょうと言ってくれたが断った。
飲みつけていない薬を飲むのは却って不安になる。
一睡も出来ないと思っていたのに爆睡をしていた。
へー眠れるんだー。自分が不思議だった。
意外とこういうタイプなのか?
でも、多分個室だったからその安心感もあったのだと思う。
コメント
でもその先生、おそらく絶対、お臍触って痛くなった経験ないはず…(^^)
まさかそこで、患者さん本人から開腹を迫られるとは思わなかったでしょうね。
個室でよかったね〜
はい、いよいよです。その時がきますよ~。
ですよね、この先生その場しのぎで言ってますよね(笑)
開腹を言い出すなんて、普通と逆の事言ってますもんね~
今考えると本当にもう頭がおかしくなっていたんだと思います。
個室はのんびり気兼ねが無くて良かったです^^