【2018年の1月に卵巣嚢腫の手術を受けました。
これは、その手術に至るまでのお話しです。】



9月29日S病院婦人科へ



結果を聞きに行きたくない逃げたい
怖い怖い怖い・・・
喉はカラカラ心臓がドキドキする。

もう、恐怖が限界で一人じゃ行けない
友達についてきてもらう。
私はどうしてこんなにも怖がりなのか・・・自分でも驚いている。
性格なのか精神の病気のせいなのか?
それでも過去に数回は悪性を疑われるような検査をしたことがあるが
全て、開業医のところなので緊迫した気持ちにならなかったのであろうと推測。

いつものように長い待ち時間なのに短く感じた。
私の番号が点滅した。
足取りがフワフワする。膝に力が入らない
診察室に入り促され座る。


先生の顔の表情が気になる。


「先日の検査結果ですがー」



きた・・・。



「良性と思われます。」



あぁ・・・

その瞬間、私は泣いた。
大人なんだけど泣いた。
しばらく涙がポロポロと出た。


「先生、ごめんなさい。私すごく怖くて・・・怖くて・・・眠れなくて」


医師は頷いていた。優しい。



「ただし、あくまでも現段階です。
手術して病理で調べないと断言はできませんよ」



良かった・・・。
体の力が抜けた。



MRIの検査結果のプリントと血液検査結果のプリントをもらった。



【左卵巣に77×47×43mm大の多房性嚢胞病変を認めます
この部分の造影効果は非常に淡いです。
この充実性部分の内部にも小さな嚢胞が多発しており、
嚢胞腺線維腫を疑います】

沢山の種類があるらしいのだけど
大まかに分けると、

漿液性嚢胞腺腫
さらさらの液体が溜まった腫瘍で全卵巣腫瘍の15~25%を占めます。

粘液性嚢胞腺腫
粘液が溜まった腫瘍で全卵巣腫瘍の5~30%を占めます。
30㎝を超える大きさに成長することもあります。

皮様嚢腫(成熟嚢胞性奇形腫)
脂肪、髪の毛、歯などが溜まった腫瘍で全卵巣腫瘍の15~25%を占めます。
あらゆる年代に見られますが20-40代に多く見られ、
妊娠をきっかけに見つかることも少なくありません。


私のは、粘液性嚢胞腺腫だろうということ。




腫瘍マーカー
CEA<0.2
CA19-9 7.7
CA125 20.6

すべて、正常値



よく見ると甲状腺ホルモンの検査の項目もあった。正常値だった。
ネットで甲状腺の病気の症状とかなり当てはまっているのに
こうして、そうじゃないという結果が出る。
ネットの情報に気持ちが振り回されて恐怖感が煽られる。
検索してはいけないと思っていても
何かしら安心材料を求めてネットで情報を得ようとするが不安感を拭うことは出来ない。

6年ぶりの血液検査だったけど、どの項目も正常値だった。
コレステロールも中性脂肪も血糖値も全て
本当に全く悪くない。 不思議だ・・・。
むしろ若い時の方がコレステロールも高かった。



友達と院内にあるドトールでお昼を食べる。
久しぶりにちゃんとした食べ物がのどを通る。
精神的なことでこんなにも食欲が変わるなんて。

友達が「良かったね~本当に良かった。」と
自分の事のように喜んでくれた。
彼女とはもう30年以上の付き合いだ。
手を骨折した時にもシャンプーや買い物を手伝ってくれた。
でも、彼女はここの患者さん・・・
数年前に手術をして、今現在も病と闘っている。




今後のこと。
脳MRIと動脈硬化の検査を受けて
手術が可能か調べなければならない。
プラビックス(抗血小板薬)を休薬しても大丈夫な状態か否か。
次回、院内の脳神経内科を受診することに。



医療費 ¥220-

コメント

マダムM
2019年10月8日18:36

娘も確か粘液性嚢胞腺腫だったと思います。相当大きかったです。術後の生検の結果、シロでホッとしました。

都わすれ
2019年10月10日13:06

マダムMさん


粘液性嚢胞腺腫は嚢腫な中で一番成長するようですね。
娘さん、破裂もなく完治できて良かったです^^

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