少し前の事。

2019年9月21日 日常
エレベーターで1階に下りると
もう1基のエレベーターから知り合いのご高齢男性が
自転車と共に降りてきた。
バックで自転車を押し方向を変えようした瞬間にこけた。
私は驚いてすぐに男性の上に乗っかった自転車をのけた

「Kさん、大丈夫?」

「おぉこけてしもーたわ」

「酷く痛いところない?立てそうな?」

「おー大丈夫よ」

「どこ行くん?」

「八丁堀まで」

日差しが強くとてもじゃないけどお薦めできない。
途中で倒れてはいけない。

「今日はね、暑いし、明日にせん?」

「いや、大丈夫じゃけ」

「うん、いつもは大丈夫なのよぉ知っとる。元気じゃもんね^^
でも、今日はちょっとくたびれとるんかもしれんけん」

「はぁ、わしはいつ死んでもええんよ」

「私は、それはいやじゃわ~まだまだKさんと話したいもん
ね、じゃね、いっぺん家に帰ろうや。
お水1杯飲んで、一息ついてからにしようや」

「あんたが、そーにいうんなら水飲んでみるわ」

「うんうん、それがええわ。今日だけちょっといけんのんじゃけ、
すぐ、元気もりもりよね^^」

自転車と共にエレベーターに乗って上がってくれた。
家に帰れば奥さんが上手に引き留めてくれるだろう。

万が一、倒れた時に車でも来たら・・・
考えるだけでも恐ろしい・・・

無理はせんでくださいねー。


で、

念のためと思い、出先からご近所のTさんに電話をして
「Kさんが出かけ無いように奥様に伝えてもらいたい」と言おうと思ったが
そこまでしては、殿方の沽券に関わる。と思いコール途中で切った。
なので、ワン切りになってしまった。
自宅に帰る前にTさんの家に寄り、ワン切りの説明をした。

「そりゃーあんたみたいな若いベッピンさんに言われたら
出かけたりせんよね。私みたいなブスで婆さんなら文句言われるよ。
こんな不細工はおらんよねー、ほんま背は低いは皺だらけじゃわー
うちの亭主も、不細工な女じゃけど、黙って家事をするから
仕方なくもろーてくれたんじゃけーね」

実は私、自分を卑下する人があまり好きじゃない。
自慢するひとも卑下するひともだけど
しょっちゅう聞かされてると疲れるかな。

Tさんは普通の容姿の方だと思うし70歳半ばを過ぎて
ただの一度も入院や手術をすることなく風邪も滅多にひかず
毎日自転車で元気に走っている。その健康体は羨ましい限り。

で、これまでも何度も何度も何度も自分は不細工だの背が低いだの
同じようなことを言うので、たまりかねて、一度だけ
そんなことを言ったら旦那さんや息子さんはさえんと思うよ。と言った。

もしかしたら、癖かもしれない。
かまってほしいのかな?
だけどそれはあまり良い癖とは言えないような・・・。

「分かった。あんたの言う通りじゃわ。もう言わんよ」

と言ってくれたのが去年の事だったかしら、

あらら・・・
やっぱりずーっと言い続けてると難しいのかなぁ~^^;


そして、その夜にパニックになるようなデキゴトがあった。
今はとりあえず落ち着いている。







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