偶然。

以前書いた、母と同じ施設にいるＭさん。
https://42243.diarynote.jp/201905141059408391/

体調を崩して隣接するクリニックに入院したのが
数週間前のこと、気にはなるが体調の悪い時にお見舞いに行ってしまっては
と心配な思いは募るが行けない状態だった。
先週の事、母のところから帰ろうとクリニックの駐輪場に
向かっていると窓のところから「おーい」と呼ぶ声がする。
見上げるとＭさんが手を振っているではないか！

「どしたん！大丈夫なん？ね～、大丈夫なん？？」

「大丈夫よね～＾＾あんた、バイク、気を付けて帰りんさいよ～」

「ちょっと、部屋に行ってもええ？」

「いけん、帰りんさい。あんた旦那さんのご飯せんといけんじゃろ～」

「ええけぇ～Ｍさんがしんどくなかったら話が少ししたいんよ」

「ほいじゃ、５分だけきんさい＾＾」

と無理やり病室へ。

どうやら、以前手術した場所の癒着が酷くイレウスが・・・
そのためうまく食事がとれない。
病気の事ばかり話しても気が重くなる。
幼いころはどこに住んでいて今はどこに住んでいて～
などと話をしていると、私が以前住んでいたところの近所に自宅があることを知る。
○○スーパーの近所で、○○喫茶店があって～知ってる！知ってる!
親近感が半端ない～～～～！！
ひとしきり笑いあった。免疫力あがれ！あがりまくるんだ！！

が、しかし先週、日赤に転院してしまった。

様子を見に行ったナースさんによると、心配せんでも大丈夫。
お見舞いにいってあげんちゃいと言ってくれたのが昨日のこと。

その時に、
「ねーねー、Ｍさんって子供さんは神奈川の娘だけ？
私ぐらいの息子が広島におらん？」

「いや、息子さんがおるよ。あーたぶん同じくらいかね？」

「何の仕事しとる？」

「よーわからんけど芸術的な？」

「芸術？？芸能じゃなくて？音楽とか？」

「あーそうそう音楽だったかも？」

「やっぱり～」


鳥肌がたった。


Ｍさんの息子さんは、私の中学の同級生。
そして、私が高校の時に付き合っていた彼の友達。
高校のころからバンドを組んでいた。
元々、ヒュージョンで高中のコピーなどをしていた。
１９歳のころ、ボーカルを入れてライヴをしようということになり
私が選ばれてしまった。一日限りだったが歌姫となった（笑）

今彼は、日本国じゅうを飛び回っている。

６年くらい前にＦＢで繋がり、当時の写真が出てきたよというと
喜んで送ってくれと言われて郵便で送った。
でもふと・・・今思う。なんてアナログ（笑）
携帯で写真を撮影してメールに添付すればよかったんじゃない？
きっと又失くしてるんじゃない？今度は画像を送るよ～

なんかね、実はＭさんに運命を感じてたんだ。
やっぱり、引き合うんだよ。見えない糸を引っ張りあうんだよ。

今日にでも飛んでいきたい。でも、日赤は平日面会が３時からって・・・
土曜日は１１時からだからすぐに会いにいくよ～待っててね。

Ｍさん、あなたの息子は本当に優しいコでいつも笑っていて
人の悪口いわないし、ほんと、出来たコなんだよ～
いいコ産んだよ、アッパレだよ♪

と話したい。