心の持ちよう

2018年11月19日日常コメント (2)

母の介護が始まって、７年になる。
最初は内臓の病気から始まった、それが切っ掛けで
認知症も発症した感じ。

頑固で、頑張り屋で気丈だった母、頼れる母。
それが日々かわってゆく・・・
哀しさ、悔しさ、切なさ・・・
何度も何度も一緒に楽になろうと思った。

私は孤独だった。
周りの友達に介護をしている人間は一人もいなかった。
いや、介護が必要な親はいても他の兄弟が看てくれている
だから、私が苦労を話しても理解をしてもらえない。
むしろ介護から逃げている人たちには耳が痛くて
とても私の話は聞いていられない。

その人と同じ立場にならなければ、
何にしても理解は出来ない。

ある日、ケアマネさんに
「少しの時間で良いので来られませんか？」
介護をされているかたの家族会のお誘い
私はこの手のことが苦手だ。
「いそがしいので・・・」断り続けていたけど
あまりにも誘われるので一度だけならと顔を出した。

２０人くらいいただろうか？ケアマネさんたちを含めると
３０人弱。かな？
二つのグループに分かれて自己紹介と今の状況を話す。

親をみている娘さん、奥さんをみている旦那さん。
旦那さんをみている奥さん。
もう介護を卒業した奥さん。

２時間くらいだったろうか。
あっという間に時間が過ぎた。

帰り道、心が軽くなっていることに気が付いた。

私だけじゃないんだ。
辛くて苦しいのは、私だけじゃないんだ。
心に鬼が棲んでいるのは私だけじゃないんだ。

辛いと周りが見えなくなる。
心を閉ざす。

家族会には時間が許す限り参加をしている。

今度はあの日と同じ私と出会い、その方に少しだけでも寄り添えるように。

助けられたお返しができるように。。。

まるこ

2018年11月19日9:14

都ちゃん。おはよう。
私も正直介護とは無縁な人生になるんだろうとタカを括っていたんだよ。
あの母に限ってと。
が、現実は残酷だったよ。突然の父の死。母の脳出血。目の前真っ暗だった。
倒れた直後の母は集中治療室だったんだ。話せない母、動かない母。無意識に食べ物を手掴みにしてぐちゃぐちゃにするんだよ。絶望感でいっぱいだった。薄情な娘だけどこんな母ならいっそ父の元へとさえ思ったよ。
でもさ、リハビリ病院に転院して色々な人に支えられて。夫がサポートしてくれて。随分助けてもらったんだよ。兄弟はいてもあてにならない弟夫婦。
都ちゃんのアドバイスも大いに参考になったし。めっちゃ助けられたよ。
介護ってさ、キリが無いんだよね。でも強迫的に完璧を求める。自分で首を絞めちゃうんだよね。その葛藤の最中に私もいるけど、少しづつペースが出来て来てね。
そうそう。自分の殻に閉じこもってしまうこともあるね。
家族会とか家族ミーティングって大事だよね。助けてもらったり、自分が微力ながら力のなれたり。そういう時間は大切だと思うんだ。だから私も参加しているよ。
都ちゃん。それぞれ大変な事多いけど。まずは都ちゃんの健康第一だよね。
それは私も同じ事。今倒れたらと思うとゾッとするからきちんと身体もマネジメントしないとね。
これから寒くなるけど、お互い身体に気をつけて過ごそうね。
介護の先輩の都ちゃんには色々教えてもらう事多いと思うんだ。
都ちゃんも私で足りる事なら遠慮なく言ってね。
お互い一人じゃないんだもの。
都ちゃん。ありがとう！！

都わすれ

2018年11月20日7:20

まるちゃん

おはよう。
あぁ、寒くなってきたねぇ。。。
まるちゃんの人生はいきなりの波瀾万丈になったよね。。。
日記読んでいて「神様はどうしてこんなに意地悪するんだろう」
ってよく思っていたよ。
私ね、ココが状態良くないとき精神的に本当に辛くて
でもその時になんだか急にね
「辛い・・・怖い・・・でも・・・
これは、この経験はきっと私の人生に
必要な、きっと意味のあることなんだ」っていう思いが
浮かんできてね、自分を頑張らせたよ。
辛い場面に出逢うと「もう駄目だ・・・」って思うけど
するしかないよね、他にいないのだから。
でも、施設でも他の利用者さんによく言われるよ。
「あなたのお母さんは娘がいて幸せね。羨ましいわ」って。
息子さんやお嫁さんじゃなく娘さんが良いのだと。
だから、私たちの母親は少しは幸せでいるんだよ。
我儘いわれたり不機嫌な顔されると、ほんと腹が立つけど
笑っている顔見るとやっぱり嬉しいし。
そうだね、本当カラダが資本だ。
ワクチン打っていてもＢ型に罹ったインフルだけど
全然、軽くすまなかったけど
取り敢えず、接種してくるわ(笑)