ココは今動物病院の酸素室にいます。

今朝9時過ぎ、ほんの少し目を離していて
部屋に戻りベッドを見るとココが
苦しそうに痙攣発作を起こしている。

昨日も少しそうだったからすぐに収まるかと思い
背中をさすっていたけど一向に収まらない。
慌てて、座薬を半分に切り肛門に入れようとするも
私も手が震えてるしココの肛門も痙攣のためか固く閉じていて
上手く入らない。
一端諦めて、ココを抱き上げ名前を呼び掛けてみる。

10分が過ぎた。収まらない
これは普通の痙攣発作ではない。
くるべき時期が来た・・・・と思った。

兄に電話をして事の次第を話す。
「お兄ちゃん、突然なんだけど、ココが発作を起こしてなおらない
これは、ただの発作じゃなくて、死んじゃうのかもしれない。
ココに電話から話しかけてやって!」

相変わらず、発作の続くココ・・・
このままの状態がいつまで続くのだろう。
ココを抱きしめたまま、神様にお願いをする。

兄が取り敢えず病院に電話してみたらという。

私はこのまま抱きしめたまま最期を迎えたいと
思っていたから病院へ電話するという考えは浮かばなかった。

もう20分は痙攣してる。
涙が溢れて仕方ない。

楽にしてやりたい。動物病院へ電話した。


院長先生が「すぐに来てください」と

夫がまだ家にいたのでお願いする。
病院まではわずか5分とても長く感じる。


血液検査の結果が良くない。
多分、乳腺腫瘍が肝臓に転移していて
それが悪さをしてしまい機能していない。
肝性脳症の疑い。
血糖値が低すぎる、白血球が多すぎる

発作が出てから1時間以上が経った。
収まらないもう少し強い薬を使います。
但し、このまま呼吸が止まる可能性もあります。

兄に電話をして病院に来てもらう。

薬を打ち、発作は収まった。

この苦しい状況・・・
考えたくない選択肢、なかなか決断が付かない・・・
でも、それを考えなければいけない。
一番恐れていた状況だ。

安楽死を考えなければいけないのかと尋ねると
医師曰く、呼吸器系の疾患の場合は
苦しさが酷いので、早期にそのことを検討するが
ココの場合は心臓もしっかり機能してる。
いまは、呼吸も安定してきた。
点滴で今の毒素を出したら数値が改善されて
うまくいくことがある。
その少しの可能性にかけてみたいという。

兄を病院に残し私は一旦母の食事介助に行き
7時過ぎ病院へ戻るとココの呼吸が浅く早くなっていた。

院長先生に深刻な状況と言われる。
万が一、呼吸が止まった時の延命について聞かれる。
挿管はしないでください・・・・私は言った・・・
ココの頭をなでて、感謝の気持ちとそばにいてやれない
ことを謝った。もしかすると・・・もうこれで・・・・

病院を後にした。












コメント

まるこ
2018年11月11日6:25

都ちゃん。おはよう。
都ちゃん、気丈に対処出来て偉いよ。
先生が親身になってココちゃん引き受けてくれて良かった…
ココちゃんの生命力に賭けてみよう。
きっとココちゃんは都ちゃんを待っているから許されるなら早く病院へ行ってあげて。大丈夫!ココちゃんは待っているよ。絶対。

都わすれ
2018年11月11日17:50

ありがとう。。。

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