ココと自転車

実家までは、徒歩１０分。そんなに遠い距離ではない。
でも、歩きたくない、できるだけ歩きたくない。
最近よく歩いていたせいか右足のくるぶし辺りが痛い。
たぶん、筋を痛めたんだと思われる。
おまけに、足指を家具にぶつけてジンジンするので一応テーピング
バスもアストラムラインも一区間だけ。
うーん・・・やっぱりゆっくり歩いて行こう。
そろりそろりと変な歩き方(笑)

１０分を倍の時間かけて実家に到着。
まず台所へ。付箋に「大丈夫！ＯＫ！」と書き
冷蔵庫に貼る。冷蔵庫のドアを開けていないことを意味する。
いらぬ確認行為を防ぐため。

普通の人から見たら、理解できない行動だろうな・・・
頭がおかしい行動なんだろうな・・・
でも、これで少し楽ができるんだから良しとしよう。

部屋に入るとココはスヤスヤと寝ていた。
最近は、耳も少し遠くなったので玄関の鍵の音では起きない。
しばらく見守っていると、匂いで気づいたようで
「ん？ん？？おねーちゃん？おねーちやんきた？」と
いった感じで目を覚まし起き上がった。
一瞬、足が立たない感じかと思ったけど力は入るようで
すぐに抱きついてきた。

ほっとした。

母が、人の顔を舐めないようにしつけたので、やたらには舐めないが、
それでも、遠慮がちに鼻のあたりをペロペロと舐めてくる。
とても嬉しい。私は、犬に舐められるのが好きだ。口にダイレクトは
ちょっと嬉しくないけど・・・＾＾；
左腕に寄り掛かる抱かれ方なので、ギプスのお蔭で体を包み込んでやれない
不安定な抱き方になる。落とさないように気を付けないと。
もう、離れないもんね～といった感じ。
いつまで経っても降りてくれない。下に降ろしてもすぐに抱っこ～。
後ろ足にもしっかり力が入ってる。今のところ大丈夫ぽいかな。

帰りは、実家の自転車に乗って帰ろう。
と思いつき、暫く使用していない自転車のよごれを拭きながら
タイヤを触る。やっぱり空気がない・・・。
倉庫から空気入れをひっぱり出し、頑張るが片手ではやっぱり無理。
玄関先で誰か通らないか待ってみる。
ほどなく、工事人の若いおにいさんが来た！
「あの・・・すみません、自転車に空気を入れてもらえませんか？
手を怪我していて、できるかな～と頑張ったんですけど無理でした。」
というと、「良いですよ＾＾」とテキパキと空気をいれてくれた。
有難い！何もお礼はできないので、このおばちゃんのめっぱいスマイルで
あ・・・すっぴんでした・・・すみません(笑)

手首を固定した状態のハンドル操作は思いのほか不安定で
ドキドキだったけど、スーパーで久しぶりに重たいものも買えた。
自転車サイコー♪