9月27日の日記

2014年9月27日母のこと

昨日は大変だった・・・。
母が日赤のＩＣＵに入院した。

昨日、昼前にＴ病院へ行った。午前中に単純レントゲンとＣＴを
撮ったので、その結果を外来診察中の主治医に聞いてると
嘔吐したのは、腸に便が溜まっているからで夜中発熱したが
それは、誤嚥をして肺炎を起こしているのではないかと。
「じゃ、胃痛と背中の痛みはどうしてですか？」と聞くと
「痛み？痛いって？」と聞き返された。
最初に痛いと言ったのは月曜日です。昨日は顔をしかめるぐらい
痛がっていたと言うと。そんなことは看護師から全く聞いていないという。
「毎日、病棟に行ったけど聞いてない」それからすぐさま
詰所に「どうなっとる！」とどなり、採血と造影ＣＴを指示した。
３時過ぎ、病室にきた主治医は
「ちょっと大変なことになっている。でも、この病院の施設では
とても無理、日赤に救急車で行くから！」と言われ愕然とした。
血小板が激減をしていてそれは、敗血症になっている可能性を表す。
一体何が起こってる？？これは夢？？何？うちのおかあさん
どうなるの？？
「先生、おかぁさん大丈夫よね？大丈夫でしょ？」と聞いても
「うーん・・・これは・・・ちょっとね・・・最善のことをするから」
とそれを聞いて泣く私・・・。
兄に電話をして、それからどうしたのか良く覚えていない。
看護師長が来て「まことに申し訳ありません」と何度も謝る。
「月曜日の夜勤の人に、痛みを訴えていると言って見に来て、
様子を見ましょうと言われました。次の日、母の体調を聞くと
引継ぎがされていなかった。昨日のことも嘔吐と発熱だけ先生にいって
肝心の痛みに関しては報告がされていない。痛みどめの座薬まで使ったのに
明らかにミスですよね？」
ただただ、頭をさげる師長。

日赤についてからもよく覚えていない。
「ご家族の方、ＩＣＵに行きますので、こちらです」と促されて
フラフラとストレッチャーについていった。

日赤の主治医の説明を兄と聞く。
結局、２年前に受けた膵頭十二指腸切除術の合併症。
肝臓内の胆管に細菌が入って炎症をおこしている。
それから膵臓の膵管に膵石ができて、慢性膵炎の状態。
出口が狭く膵液の流れを邪魔している。狭くなった膵管を広げる手術は
あるけれど身体への負担を考えるとあまり勧められないという・・・。

ＩＣＵのベッドで横になっている母は、意外と元気そうでしっかり
していた。「もうかえりんちゃい」と兄と私を気遣った。

今日の午後、一般病棟の個室に移された。
でも、まだまだ安心はできない。