損害保険

母の口座から毎月引き落とされている損保。
証書が見つからない。

アイオイニッセイと記してある。
一か八かで電話帳で支店の番号を探して電話してみた。

何から話していいのかまとまらず・・・
「あの・・・うちの母の口座から多分おたくの会社から
毎月、引き落とされているんですけど・・・
実は母は認知症になりまして証書が見つからないので・・・」
と話してみた。

名前から検索してもらうと、あった。
証書の再発行をお願いすると、認知症のためかできなくて
同居人である兄に名義変更をすることとなった。

５年積立型。
あと２年で満期、契約が体調を崩す１年前だ。

兄のゆうちょの保険証書は見つかった。良かった。




なんか・・・・・・・・・喉が痛い・・・・？
やっぱり風邪？




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同室の方、昨日病院へ行くと間のカーテンが開けてあった。
隣りの方のベッドが丸見え、なぜそうなったのかは分からないけど

一言二言のつもりが・・・

「母、ご迷惑おかけしていませんか？」
「ううん、大丈夫ですよ、昨夜トイレに行きたいようだったけど
ナースコールができないようだったから私が呼んであげたのよ」
「すみません、有り難うございます」
「私の母は９０過ぎてるけど、お母さん、何歳？」
母に「お母ちゃん今、何歳？」と聞くと「４９歳」と・・・(苦笑）

それから、お昼ご飯がきて、介助をしてると
その様子を見つめながら
「私は長いこと食べてないから・・・餓死するかもって心配」
「うちの母も昨年、手術した時は１か月くらい絶食でしたよー」
などと話をしつつ・・・

実家へと病室を出るときに私の悪い癖がでた・・・

「私の知り合いは、ちょっとこれは・・・という人も
今は元気になっている人がいるんです。それも一人二人じゃなく。
命はお医者さんが決めるものじゃないです。自分が決めつけるのも
違うと私は思います。本当に色んなことが起きるんです。
副作用、とても辛くてしんどくて苦しいと思います。
でも、頑張ってください。」

と・・・・。


「じゃ・・・希望を持とうかな・・・・」





私に何ができるわけじゃないのに・・・・
おせっかいなことを・・・・
本当に元気になった人はいる。

けど、赤の他人の私が無責任だ・・・・




夕方、病室に戻ると隣の方はすこし表情が明るかった。
病室にきた主治医にも「今日は痛みが少ない」と
言っていた。


その言葉に少しほっとしながら、
やはり後悔・・・・。


病気はそんなに軽いものじゃないのに・・・・






もう、本当におせっかい・・・・。