「息継ぎが大変」

なのだと母が言う。
だから寝れないのだと言う。
当然、息継ぎはちゃんとできている。
寝息もたてているので眠ってる。
「今、ちゃんと寝てたよ、大丈夫よ」と言うと
「絶対に寝ていない！寝れるわけがない！」と怒る。

「ご飯よ」と声をかけると不機嫌そうな顔して
「さっき食べたのに、また食べんといけんのん？」の言う。
全ての食材を柔らかく煮て刻みトロミを付ける。
少しでもカロリーとタンパク質を取らせようとサツマイモをスキムミルクで
煮てみたり、パン粥にはったい粉を混ぜてみたり工夫をする。
毎日毎日、「これはどうだろう？あれはどうだろう」
「ラ・フランス、前は好きだったけど
固さを嫌がるからコンポートにしてみよう」
「卵はうどんに入れてもいいけど砂糖をいれた卵焼きのの方が
カロリーが取れる油も使うし」と、ずっと考えている。

おかゆ半分、おかず三分の一のところで
「もう食べたくない」と言う。もう少し頑張れないかと言うと
本当に嫌そうな顔をする。

このあたりで私は心が折れる・・・・感情が爆発する。

疲れていなければ、優しくすることもヨイショすることも出来る。
だけどこの「食べたくない」の拒否や否定。1年半も毎日毎日・・・。

急いで安定剤を飲むけど間に合うわけもなく。

相手は普通じゃないのだからと自分に言い聞かせても冷静になろうとも無理。
その場を離れてひとしきり泣く。よくもこんなに毎日涙が出る。

前回もそうだった。退院してからしばらくが酷かった。
入院中は病院が作ってくれた食事だから栄養のバランスもカロリーも
全て計算をしてくれている安心感と労力を使わなくていい気楽さで
食が細くても怒ることはない。点滴もしているし。

そんな食べたくないのか・・・
そんなに辛いのか・・・

生きていきたくないのか・・・

じゃ、もういいのじゃないか・・・
生きていかなくても・・・


そんな考えがぐるぐる。


そうする日が来るような気がする。


初めて兄に泣いて電話した。
「お兄ちゃん私、もうしんどい。しんどい疲れた・・・」
兄は「わかっとるよ、わかっとる」と言った。

兄自身、もう2か月も休んでいない。
法律的におかしい現状だけど現実にはよくあること。

でも、お兄ちゃんが家にいてくれないと私が休めない。
半日でいい、休みが欲しい。
私、もう1年半休んでないんだよ・・・
身体はまだいい。心が壊れてる・・・。


仕事が手一杯なのに家のことまで苦労かけたくない。
だけど、もう無理・・


家に帰れば、ブスっとした夫。


消えたいよ・・・。

でも、私以上に大変な人は山ほどいるのに・・・


すみません、泣き言ばかりの愚痴日記ばかりで・・・