限界だ

母は胆石発作が頻繁に出るので入院手術を勧められた。
だけど、不潔強迫の酷い母はトイレに拘る。
人と共用するのは勿論のこと、清掃の人があっちこっち拭いた雑巾で
掃除することも許せない。色んな病気の人が集まる病院こそ
まさしく病原菌の温床。そう思っているから自分の治療より
そちらの方が気になる。
勿論、手術も恐ろしいのだろうけど・・・
昨年の入院を経験しているから尚更嫌がる。
個室でも同じ。常にアルコールで至る所を消毒していた。
備え付けのトイレに尿量を計り貯めて置くための容器を
朝、看護師さんがトイレに捨てて濯いで持ってきてくれる。
その容器も尿を捨てる時に汚い水が容器に跳ね返っていないか
とそのことばかりを考える。尿を取るカップもじぶんしか
使用しないのに毎回カップの淵をアルコールで消毒。
自分しか使わない洗面所、歯磨きのときに吐き出した自分の
すすぎ水が跳ねて、一滴顔に散っても「汚い汚い」と
パニックになる。
今回は、大部屋しかない可能性が高いから
強迫観念に拒否に拍車がかかる。

自分の体調の変化にとにかく拘る。
便秘のためマグミットを服用している。
どうしてもお腹が張ったり、便意が頻繁に起こったり
軟便気味になったりする。
それは、仕方のないことで普通なんだよといくら説明を
しても、「おかしい、おかしい」と言い、それが
気になって眠れない。「あぁそうなのか」はない。
24時間ずっとお腹の調子を考えている。
ありとあらゆることに猜疑心の目を向ける。
「そんなので疲れないか?」と聞くと「とても疲れる」
と答える。だけど精神科にはいかない。

「あなたの体は、あなただけの物じゃないんだよ、
お兄ちゃんや私がどれだけ心配しているか。どれだけ
健康になってほしいと望んでいるのかわかるよね。
反対の立場になって考えてほしいどれだけ大事に思っているか
知ってるよね。家族がみんな思ってるよ。」
と泣いて訴えても母のその目は遠くを見つめ無言になる。

それでも、母の命は母のもの。
母が強く拒むののなら甘んじて受け入れないといけないのだろう
と思う。だけど、母は痛むと泣き言もいうし、
どうにかしてほしいと訴える。

胆管に石が詰まり炎症が起こったら体じゅうに
菌が回り重篤な状態となる。
怖くて不安で仕方ない。
いつそれが起こるかと常に考えているからこちらも夜は十分に
寝ることができないし、その体で2つの家庭の家事をするのだから
もうフラフラだ・・・。

不潔強迫のせいで、ヘルパーさんも頼めない。
ケアマネも頭を抱えている。


もう、八方塞りだ・・




夫は会社のことと娘夫婦の不仲と
私の母の介護のことで限界なのだろう。


来週、離婚届けの用紙を準備してくれるように頼んだ。



もう、疲れた。 疲れたよ・・

コメント

アンポタン
2012年5月4日22:46

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