8月の終わりころのこと、母が胃が痛いと言い、
兄が休日診察医に連れていきました。
ほどなく痛みは治まりましたが、
その日から母は食事をしなくなりました。
身体が弱るので毎日かかりつけの内科に点滴をしてもらいに行きました。
主治医は夏バテだろうと言いました。
少しでも口から食べないとダメだといっても「欲しくない」
といい、食事を拒否し続けます。
みるみる体重は落ちてしまいました。
睡眠障害もあり酷い時は一睡もしません。
けれど眠剤も拒みます。毎日体はフラフラです。
体力もなくなり一歩も外へでなくなり私が毎日買い物に行き
母の食事を作り夕食の手伝いをしました。

10月の初旬、毎日点滴をしても良くならないから
もう行かないと言って点滴も拒みます。
胃の検査を勧められても嫌がります。
母は極度の神経症なので色んなことを色んな理由で拒みます。
とても強く拒むのでこちらとしても高齢の母の気持ちを思うと
無理強いをするのも可愛そうな気がして・・・
怖い病気かもしれない・・・でも、仕方ないことなのかもしれない・・・
だけど・・・だけど・・・
それでも液体の栄養剤と少しの食事で日々を過ごしていましたが
ここ最近は胃が痛いという言葉を度々口にするようになり
苦しい死んだほうがいいと哀しいことを言いだします。

私も痛みに苦しむ母を痛みから解放させてあげたくて
「病院に行って検査しよ、入院になるかもしれないけど
痛いのからは解放されるから、行こう」と言いました。
最初、母は拒んでいましたがよほど辛かったのでしょう
渋々、重い腰をあげてくれて・・・
今日、生まれて初めての胃カメラを受けました。
先生から説明があるまで私は心の中でつぶやき続けました。
「どんな結果でも冷静に受け止めなくちゃ私は強い。私は強い。」

検査結果は胆石。
薬で様子を見て改善がないようだったら手術になるそうです。

この二か月半の間、毎日悪い想像をして正直辛かったです。
思い込んでいるのでたちが悪いです。
それでも母との時間を大切にしたいと必死で過ごしてきました。
普通は、もっと早い時期に無理やりでも受診させるべきだったのでしょう。
けれど、私にも勇気がなかったのです。最悪の現実を受け止める勇気が。

毎日どうしたら強くなれるのか考えていました。
でも、きっと誰も強くはなれないのです。



コメント

ぴゅあまむ
2011年11月20日0:34

都ちゃぁん。。

大変な時間を過ごされていたのですね。。
傍にいらっしゃるだけでお母様は心強かったと思います。。
原因がわかって良かったですね。。

都ちゃんの体調は大丈夫ですか。。
強くなんかなれなくていいのだから、どうか無理をしないでね。。

アンポタン
2011年11月20日1:02

胆石だったんやね

手術となったらまた色んな心配が出てくるかもだけど
簡単には言えないけど
医師に任せるといいよ。
任せるしかないから変に悪い方に心配しないでね。

胆石でも出来方で痛みが違うんだね。
こういう言い方は悪いのかもしれないけど
うちの旦那みたいに急激に強い痛みが来た方が
長く悩まなくて済んだかもしれないね。

人間の体って 精神もだけど不思議だね。
みやちゃんも自分が色々抱えてるから
どうしても色々考えちゃうね。

吐き出した方が楽だよ
無理しないでね

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