初めて乗る救急車。
心拍数が心の動揺を映し出す。
サイレンの音が結構うるさい・・・。
ブレーキを踏むたびに「もう病院につきましたか?」と何度も聞いた。
病院につきCTそしてMRIを撮り採血後、点滴がすぐに始まる。
ストレッチャーの上で担当医となる男性医師が症状を聞きながら
ペンで手や足をつついたり名前を聞かれたり今日の日付を聞いたり
簡単な足し算引き算などを聞かれる。
看護士さんに家族の連絡先をきかれ携帯の履歴に
夫の番号があることを告げる。
夫と話すことができ「ごめんね、こんなことになって・・
でも、私は大丈夫じゃけん・・・トムくんのことだけお願いね
薬、ちゃんと忘れずに飲ませてね。ご飯も頼むよ。
それからそれからトムくんはー」
涙が溢れた。トムくんは私がいなくても大丈夫だろうか・・・。
夫は「こんなときにトムのことはええけぇ心配するな!」と言った。
その後、胸のレントゲンや心電図などの検査後、夫が病院に来たので
一緒に医師から説明を聞く。
「今現在、画像上には梗塞はみられませんが、何箇所か血管の細い部分がやはり
ありますね、年齢のわりには動脈硬化が進んでますね。今後しばらく
梗塞を起こす可能性もあるので入院していただきます。
期間としては2週間~3週間くらいですかね。」
ということで入院生活が始まりました。
この入院生活で驚いたことがあります。
それは、夫が本当によくしてくれたことです。
何もしてくれないだろう、出来ないだろうと思っていたことが
覆されました。入院時、生理中だったのですが・・・そのナプキンを
何度も買いに行ってくれて私の洗濯ものも持ち帰りちゃんと洗い畳んで
持ってきてくれました。夫にとっては洗濯など人生で初めてのことだったでしょう。
ゴミ出しもちゃんとしてくれて近所への挨拶も行ってくれました。
シャワーも付き添いがいれば許可がでたので夫にお願いをし、
腕に点滴チューブがありビニールをかけた私は不自由だったので
夫が背中を洗い、体も拭いてくれました。
仕事以外の日は毎日病院にきて、帰ればトムの様子を写メしてくれ、
励ましの言葉を送ってくれました。
主治医と話す機会が3度あったのですがそのときも率先して
治療法や今後のことも自ら質問をしていました。
多分・・・夫は私のことをいつもいつまでも元気だと思っていたのだと思います。
それが突然こんなことになって本当に驚いたのでしょう。
退院後、危ないからとバイクを禁止され今までのように
あっちこっちと買い物にいけない私を不憫に思うのか
休みの日には車で色んなところへ連れて行ってくれます。
こんなことは今まで本当にありえなかったことで、
この15年間で夫の車の助手席に乗ったのは5・6回あったでしょうか?
それが毎週ですからね。
病気になることは残念なことで決して喜ばしいことではないけれど
今回、私が病気になって夫が変わったことは本当に驚きで
なにより感謝の気持ちで一杯です。
心拍数が心の動揺を映し出す。
サイレンの音が結構うるさい・・・。
ブレーキを踏むたびに「もう病院につきましたか?」と何度も聞いた。
病院につきCTそしてMRIを撮り採血後、点滴がすぐに始まる。
ストレッチャーの上で担当医となる男性医師が症状を聞きながら
ペンで手や足をつついたり名前を聞かれたり今日の日付を聞いたり
簡単な足し算引き算などを聞かれる。
看護士さんに家族の連絡先をきかれ携帯の履歴に
夫の番号があることを告げる。
夫と話すことができ「ごめんね、こんなことになって・・
でも、私は大丈夫じゃけん・・・トムくんのことだけお願いね
薬、ちゃんと忘れずに飲ませてね。ご飯も頼むよ。
それからそれからトムくんはー」
涙が溢れた。トムくんは私がいなくても大丈夫だろうか・・・。
夫は「こんなときにトムのことはええけぇ心配するな!」と言った。
その後、胸のレントゲンや心電図などの検査後、夫が病院に来たので
一緒に医師から説明を聞く。
「今現在、画像上には梗塞はみられませんが、何箇所か血管の細い部分がやはり
ありますね、年齢のわりには動脈硬化が進んでますね。今後しばらく
梗塞を起こす可能性もあるので入院していただきます。
期間としては2週間~3週間くらいですかね。」
ということで入院生活が始まりました。
この入院生活で驚いたことがあります。
それは、夫が本当によくしてくれたことです。
何もしてくれないだろう、出来ないだろうと思っていたことが
覆されました。入院時、生理中だったのですが・・・そのナプキンを
何度も買いに行ってくれて私の洗濯ものも持ち帰りちゃんと洗い畳んで
持ってきてくれました。夫にとっては洗濯など人生で初めてのことだったでしょう。
ゴミ出しもちゃんとしてくれて近所への挨拶も行ってくれました。
シャワーも付き添いがいれば許可がでたので夫にお願いをし、
腕に点滴チューブがありビニールをかけた私は不自由だったので
夫が背中を洗い、体も拭いてくれました。
仕事以外の日は毎日病院にきて、帰ればトムの様子を写メしてくれ、
励ましの言葉を送ってくれました。
主治医と話す機会が3度あったのですがそのときも率先して
治療法や今後のことも自ら質問をしていました。
多分・・・夫は私のことをいつもいつまでも元気だと思っていたのだと思います。
それが突然こんなことになって本当に驚いたのでしょう。
退院後、危ないからとバイクを禁止され今までのように
あっちこっちと買い物にいけない私を不憫に思うのか
休みの日には車で色んなところへ連れて行ってくれます。
こんなことは今まで本当にありえなかったことで、
この15年間で夫の車の助手席に乗ったのは5・6回あったでしょうか?
それが毎週ですからね。
病気になることは残念なことで決して喜ばしいことではないけれど
今回、私が病気になって夫が変わったことは本当に驚きで
なにより感謝の気持ちで一杯です。
コメント
本当に良かったです。
ご主人様は、都わすれさんに甘えていたのですよ。
今まで、甘えさせてもらっていた分、今度は自分が頑張らねば・・・と奮い立ったのでしょう。
我が家も同じ。 買い物すらしたことの無かった主人が、今ではスーパーに出入りできるようになりましたもの。(笑)
パートナーは有難いものです!
お大事にね! 無理は禁物です。
お母様のこと。 自分も歳を重ねると僻みが強くなってきた・・・と反省してます。
理解してあげてね~。
女の私を泣かせてどうする;;
経緯を読んでびっくり。。
とにかく大事に至らず安心しました。。
ご主人様の振る舞いにもびっくり(笑)
トムくんもきっとびっくりしてることでしょう。。
何だか今回の事で、夫婦関係も変わる予感?しない??
>なにより感謝の気持ちで一杯です。
きっとご主人もこれまでの気持ちをお返しされてるんじゃないかしら?
アンポタンさんじゃないけれど
感動ものだわ。
お互いが素直になれるって本当に素敵です。
こんばんは^^
もう本当ににびっくりなのですよ。
買い物の袋もすすんで持ってくれるし
本当に同じ人?って位です。でも・・・有り難いです。
母のこと、優しくしなくてはいけないと思いつつ、
今度は優しくと思いつつです^^;
反省反省です^^;
☆アンさん
ごめん、ごめん^^;
だけど、やっぱり一番の気がかりはトム王子でした。
私のいなかった日々、私の心配をよそに二人はとても
仲良しだったそうです。
退院後、帰宅したときさぞかし喜ぶだろうと思ったら
普通に「あ、おかえり▼・ェ・▼ノ」って感じで^^;
☆ぴゅあまむさん
そういうことだったんです。ご心配おかけしました
トムくんは、やはり動物だから素直ですね~
私がいないとなると夫に寄り添って離れなかったそうです。
夫もそんなトムが可愛かったのでしょうね。
入院前と比べるとトムのことを可愛がります。
この入院は彼らの関係も良いものしたようです。
☆ラヴィさん
そうですね。。。。
素直だと思いやりも互いに生まれるのでしょうね。。。
会話をとてもするようになりました。
以前は私が話しかけても、ろくに返事もしなかった夫ですが
今は、「~じゃない」「うんうん」などとちゃんと相手をしてくれます。
それに毎晩、食後は必ず「薬飲んだ?」と聞きますし
9時になると「消灯時間でーす」といい早く寝るように促されます。
日々、感謝と・・・懺悔です・・・。