納骨。。。

2007年9月3日
納骨。。。
写真手前向かって右側が昨年9月に亡くなった
お祖父ちゃんの三番目の奥さんのお墓。
左側が父とその奥さん。
すごいことにお祖母ちゃんと奥さんは同姓同名です^^;
そして、後ろの三基 左側はお祖父ちゃん。生前に
自分でデザインしたそうです。
で、最初の奥さん(父の実母)が亡くなったときにその悲しみを句にしてお墓に刻んでいます。
右端は安政、江戸時代のものです。( ̄□ ̄;)!!


父の遺骨を胸に抱き車に揺られ着いた
真新しいその住まいには既に住人が。

平成4年に亡くなった父の妻だ。
これまで、先祖代々のお墓に入っていたがこの度
父と同じお墓で眠ることとなった。
長く水商売をしていた、源氏名をマヤさんという。
私は、その人の顔を知らない。いや、正確には憶えていない。
母がいうには、その人は私が4才頃に1度家にやってきた。
お土産に人形や36色クレパスを貰った私は無邪気に喜び、
母を悲しませたらしい。
その人は「○○さん(父)と私は何の関係もありませんから。」
とわざわざ言いにきた。
その後、父のYシャツに“ヨコタ”の刺繍。
それは、愛人の家でクリーニングに出したことを意味する。
今はあまりないと思うけど、昔はクリーニング屋さんで
常連客の持ち物には店が衣類にその名を刺繍した。

程なく父は、月に数日しか自宅に帰らなくなる。
だけど母は、父に愛人と別れてくれとは言わなかった。
よそのお父さんは毎日帰ってくるのが当然なのに
私は月に数度しか帰らぬ父を不思議に思わなかった。いや、酒に酔い
暴力を振る父を疎ましいと思っていた。

従兄弟が言った。
「都、ごめんの。お父ちゃんとマヤさん同じ墓に入れて・・・。」と

「ううん、いいんよ。マヤさんはお父ちゃんの奥さんじゃもん。
でも、私がお金持ちになったらお墓、別にさせてもらうよ、何てね。」と
冗談とも本気とも取れない言葉を私は返した。

納骨の後、食事の席で一悶着あった。
今回相続をした叔母(父の妹)の夫(思いっきり部外者)が口を開く。
「なんで、うちの女房が相続させられんといけんのんか!」
そして、私に向けて
「なんで、あんたが子供なのに相続せんかったんや!納得できんの」と

兄と私が相続放棄をするのはこちらの自由なのだが・・
それにうちが相続したらあなたの女房は一番に
「あんたのお父さんに何百万貸した返せ」って言い出すよ。
でも、うちもあなたの家にお金貸してるんですけど?

“相続放棄を望んでいたのは、実はあなたの女房なのに。
あなたの女房はイヤイヤ相続したんじゃないのよ、自分から率先して
相続人になったのよ。”と思ったが黙っていた。

すると、従兄弟が「あのね、叔父さん。都は負債があったけぇ放棄したんじゃないよ。
負債よりも財産が多いのも知っとるんよ。でも、自分が相続したら色々と揉めるのを
懸念して兄弟に委ねたんよ。それに・・・相続をするって言い張ったのは叔母さん
じゃけぇね。これは、親族みんな知っとることよ。」

と助け舟を出してくれた。

その後も同じ様なことをグダグダと言いまくる。

あぁ・・・もう面倒くさい・・・。

早く帰りたい。

私は、仲のいい叔父さんにお願いした。
「新幹線の時間まであと15分なんじゃけど送ってもらえる?」と
叔父さんは「ギリギリかもしれんけど乗りんさい。」
急いで駅まで送ってくれて5分前。 お礼もそこそこに別れた。

だめかもー。。。 
でも、これを逃したら1時間は待たなくてはいけない
駅の中を喪服で全力疾走。金メダルが取れるタイムだ(笑)
ホームに着いたと同時にのぞみが滑り込む。

息を切らしながら席を確保。
すぐにメールを打つ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索