生命。。。

2006年2月1日コメント (2)

昨日、夕方のこと。
用事があって実家に行った。
いつもならバイクで行くのだけど昨日は雨だったので
タクシーを拾い乗った。
そのタクシーの運転手さんは乗車してすぐ
私に話しかけてきた。
「今日は、全然ダメですわ、3時間デパートの前で
待って600円コースとかで流すのも燃料がかかって嫌に
なりますわ」と。
私は、話に付き合ってあげようという気持半分
車に乗ることは滅多にないので黙って流れる窓の
景色を見ていたい気持でいた。
運転手さんは、構わず話続けた。
景色を見るのは諦めて時折相槌を打ちながら
話を聞いた。
その内容は、奥さんが、介護が必要な状況で
デイケアを使用しているが自宅が5階なので
そこまで連れてあがるのは別料金だと言われ
腹がたって区役所に行ったこと。
娘が一人いるが、男と駆け落ちしてしまったこと。
その娘は自分の子ではなく前夫の子で
奥さんは、前夫と商売をしていたが夫が亡くなり
自分が後を継いだが失敗してしまいタクシーに
乗るようになったこと。
などを一気に話、少しだけ間をおいてから
「実は、こんなことお客さんに言うのはおかしいんじゃけど」
と前置きしてから
「女房を殺してわしも死のうとしたんよ・・・・」と
言った。
思わず、「えっ！心中ってこと？」と
私は、初めて言葉を遮った。
「でも、どうしても女房は殺せんかった。わしは、睡眠薬を50錠飲んだんよ。」
「気がついたら救急病院におったよ、タクシーの中でやったんじゃけどね
タクシーの仲間が、通りかかかって様子がおかしいと思ってガラスを
壊して助けてくれたんよ」と言う。
「もう、そんな事しちゃだめよ。助かったって事は、
生きなさいって神様が言ったんだし、生きたくても
死なないといけない人に申し訳ないよ。
何より、助かった運命なんだから生きていく運命なんだから
運転手さんは、偶然生まれたんじゃないよ
すごい確立で奇跡で生を受けたんだからね。
後に残された人は、ずっとずっと自分を責めて
生きていくことになるんよ。それは、罪なことじゃと思う」と私は言った。
運転手さんは「うんうん」と頷いていたけど・・・
正直、私自身死にたいと思ったことがない
ううん、死ぬのはとても怖い。
今まで死にたいと思わずに生きてきた
ことはとても幸せなことなんだと思う。
だから、私の言葉は軽く聞こえたかもしれない。
でも、やっぱり死んじゃいけない。
死んじゃいけないよ。

かぐら

2006年2月1日13:16

こんにちわ紫音です。
そんな事があったのですか。私自身「死」についていつも考えてしまうので日記の中の言葉つきささりました。そうですよねものすごい確率で「生」を受けた者として生きていかなきゃいけませんね。でもすぐ「死」を考えてしまって腕に無数の傷をつけては自己嫌悪の嵐。。。少しでも生きている事を真剣に考えられたならどんなに楽だろう。今の私にはちょっと難しい課題かもしれないけど頑張って生きているつもりです＾＾；
頑張って生きなきゃ！ですね。　　　　　紫音でした

都わすれ

2006年2月1日20:09

こんばんは紫音さん。
紫音さんが、日々辛い思いをしているのは日記の文面から痛いほど伝わってきます。私が、今日のような日記を書くことで紫音さんは、傷ついたりしないだろうか？と思案しました。けれど、あえて書いちゃいました。ネットやダイアリーノートを通じてだけどこうして紫音さんと出会えました。毎日が、地獄の日々だと思います。でも、生きて下さい。頑張らなくていいです。ただ、生きて下さい＾＾ねっ＾＾