今日は・・・

2005年8月15日
今日は・・・
ラブの命日です。

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あれから5年も経つというのに・・・
いまだ、昨日の事のように思い出してしまう・・・。

ラブは、知り合いのトリマーさんから紹介してもらって
譲ってもらった子犬だった。
私が迎えにいった。元気に走り回る女のコ。
呼ぶと短いシッポを振って近づいてきた。
生後50日。体重は500g位弱の片手に乗る大きさだった。
その頃、母が重い更年期障害の真っ只中で少しは気が紛れるかもと
私が勝手に相談もせず、飼うことを決めた。
暗かった家の中に笑い声が響きその中心には
いつもラブがいた。
私にベッタリだったけれど、私が家を出て殿と暮らすようになってから
16歳でその生涯を終えるときまで、母を守っていてくれてたような気がする。
ラブが天に召されてしまってから数年後、実家の住所録に
ラブの母親の家の電話番号を見つけた。
ラブを譲っていただいてから20年近く経っていたので
もう、その番号の場所には住んでいないかもしれないと思いつつも
電話をしてみた。
嬉しいことにそこに住んでいらした。

「あの、20年くらい前にそちら様から女の子の子犬を譲って戴いた○○ですが
憶えていらっしゃいますか?」

「えぇ、憶えていますよ。もちろん、憶えています。」

その言葉を聞いた瞬間、私の目から涙が溢れた。

「ラブは、3年前に16歳で亡くなりました。○○さんに譲って戴いて
ラブと出会えて本当に楽しく濃い日々を送ることが出来ました。
本当に本当に有り難うございました・・・。」

「そうですか、母親よりもとても長生きしてくれたのですね。
こちらこそお電話を戴き感激しています。長い間、大切に可愛がって戴いて
有り難うございました。」

今、こうして日記を書いていると画面が滲んで見えなくなります・・・。

たかが、犬かもしれない・・・。
だけど、大切な強い絆で結ばれた大事な大事な家族でした。

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