彼は、いつも大きめのロックグラスにジンを注ぎ
ベッドまで持ってきてくれた。。。
その一連の動作を眺めるのが好きだった。。。
意味深だ。。。
 

どうして、彼のプロポーズを断ったか書こうと思ったけど・・・ヤメタ・・・

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<日記>
と、思いましたが、ネタ切れなので^^;
Tとはまだ、私がお水にはいる前19歳の頃に知りあいました。
実は元々はTの友達であるSと付き合っていて、ある日Sに
「今日は友達のところへ遊びに行こう」と連れて行かれた所が
Tの部屋でした。私はTにいわゆる一目ぼれをしました。

Sの部屋に戻ってSのアドレス帳をこっそり見てTの電話番号を
暗記しました。2・3日して私はTに電話をしました。
「あの・・・Sちゃんと一緒にお邪魔した・・・・」
私は恋に対して積極的です。
Tも最初はSに申し訳ないと思っていたようですが・・・。
そこは男子なので・・・
Sの部屋は母屋と離れていたので、何時でも出入りは自由でした。
ほとんど毎日部屋を訪れました。
私は、Tのことが好きで、好きでたまりませんでした。
好き過ぎて、ご飯も喉を通らないほど・・・


私はほどなくして水商売の世界に入りました。
それでも、夜中に仕事帰り酔っ払ってベットの潜り込んでも
Tは嫌な顔ひとつせず抱きしめてくれました。

けれど、彼には彼女がいました・・・。
彼女は私と名前が良く似ていました。本名は出せないので
ん〜・・・・
私が「ゆき」で、彼女が「ゆきこ」って感じでかな・・・
彼女はきゃしゃで背も低く、可愛い感じの人でした。
私とはまるで正反対。
引出にある写真を見ました。Tと彼女はとてもお似合いでした。
彼女は看護師さんでした。
でも、あまり上手くいっていなかったらしく私と部屋でかち合うことは
ありませんでした。 変な話ですが、私は水商売に入ったからには
普通に結婚はもう出来ないと思っていたので、Tとの将来は望んでいませんでした。

ある日、彼のベットの横にあるガラステーブルにふと目がいきました。
うっすらと埃が積もったそこに、言葉を見つけました。

ゆき・・・

「もう、Tくんたら私の名前書いてる(笑」

えっ・・・・違う・・・・

ゆきこ・・・・

分かっているのに、彼女がいることも・・・。 
その文字を見つけたことをTには言ってない。だから、
Tが書いたのか彼女が書いたのか分からない。
でも、哀しくなった。苦しかった。
初めて、彼女の存在を強く意識した。
それから、部屋には行かなくなりました。
Tはお店に来ては、どうして、急に自分を避けるようになったのか聞いた。
私は何も言わなかった。

ある日、仕事を終えてお店の外にでるとTが待っていた。
海の見える国道に車を停めてTはプロポーズをしてくれた。
嬉しかった。彼女ではなく私を選んでくれた・・・

でも、私は、幸せになれないと思いました。


私は、Tが大好きでした。 だから
いつも、自分を創ってました。 正直、疲れてました。
だから、別れを告げました。

好き過ぎたから、結婚できませんでした。

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