『二つの小さないのち』後編。。。。
2004年7月8日 私と動物
私の世代はこっちです。
この間夜中にTVでやっていて懐かしかった。
男子はファラ・フォーセット・メジャーズ派が
多かったけど、私はジャクリン・スミスが好きでした。
______________________________________
『二つの小さないのち』
どのくらいの時間が過ぎただろう・・・。
そこへ、ちょうど友達が来た。
下から呼びかけてくれて気がついた。
私は意を決した。「よし、見に行こう。もし、いや多分死んでる。
せめて、埋葬してやらなくちゃ・・・。」
友達に昨日からの経緯を話し、手にスコップを持ち一緒にゴミ置き場に向かった。
公園内に入りあと、二、三歩というところで音がした。
音というより声。泣き声だ!
・・・・!!えっ!!
私は、急いで袋を破った。いた!二匹とも弱っているけど生きてる!!
良かった!良かった!!!
私はスコップを放り出し二匹を手に家に戻った。
「ごめんね。ごめんね。捨てたりして。もう、大丈夫
何があっても私があなた達の事、育てるから!」
黒い男の子を「クロ」黒白の女の子を「ミー」と
名付け子育てが始まった。
動物病院に子猫用の粉ミルクと哺乳ビン買いに行った。
ちゃんと煮沸消毒をした。上手く飲んでくれるか不安だったがその心配は
すぐに消えた。目はもちろん開いていないが、乳首を口元にもっていくと
吸い付いてきてミルクを飲んだ。感動して涙が出た。そして再び、自分の行動を
悔やんだ。一度出逢ったのに捨ててしまった自分を懺悔した。
殿が仕事から帰ってきて「やっぱり・・・」(苦笑 と言った。
クロの方がミーよりも一回り小さかったがミルクはたくさん飲んだ。
夜は2〜3時間おきにミルクをやるために毎晩起きていたので
日中眠たかったが私の手をオッパイを押すようなしぐさをして
ミルクを飲むこのコ達が愛しかった。
すくすくと育っていって目が開き愛くるしくなっていった。
離乳も上手くいき、トイレもすぐに覚えた。
二匹で、仲良くケンカした。家の中がとても賑やかで絶えず笑いがあった。
と同時に別れの時が近づいていた。
殿に最初の約束で離乳が過ぎたらここでは飼えないから手離せと言われていた。
私は、別れるのが嫌で里親を探さずダラダラして時間をかせいだ。
もしかして、殿が諦めてくれるかもしれないと思ったから。
だけど、殿はお前が手放さないのなら捨てに行くからと言い出した。
二匹を無理やり抱きかかえ出て行こうとする殿。
私は泣いた。「やめて!!やめて!!ちゃんと探すから!!捨てないで!!」
私は手書きで里親探しのポスターを書いてあっちこっちに張った。
暫くして電話がかかってきてミーの里親が決まった。
引渡しの日がきた。相手の方はお父さん、お母さん、小学高学年のお姉さん、
低学年の弟の4人家族だった。
「宜しくお願いしますね、優しい良い子です。少しお腹が弱いです。
気をつけてやってください。それから、砂は固まるタイプを。それから・・・
それから・・・・。・・・・・・。どうぞ・・・、どうぞ宜しくお願いします・・・。」
あとは涙で言葉にならなかった。
クロの方も程なく、うちに勤める薬剤師さんの近所のお宅に里親が決まった。
クロをそのお宅まで連れて行った。先住猫のいるおじいさんの一人暮らしだった。
可愛がってくれると感じた。ミーの時よりも落ち着いてさよならができた。
しばらくして、クロの近況を聞いた。クロはおじいさんとお風呂に入り
仲良く暮らしていると。今はその薬剤師さんも辞められたので最近の
クロのことは分からないけど。
ミーの方は近所の方だと思うが、前の飼い主があれこれ言うのもどうかと
思い、連絡をとらなかった。
あれから、8年。ミーもクロも元気に暮らしていて欲しいと願ってる。
色んなことを学んだ。感謝の気持ちでいっぱいです。
有り難う、ミー、クロ。
補足:この頃、いくら私がお願いしても殿はクーラーを買ってくれなかったのですが、段々と熱くなり窓を閉めたまま
猫達をおいて仕事に行かれないと言うと
その日のうちにクーラーを買ってくれました。
猫達を捨てるなんて言ったけど本意ではないんです。
ホントはとても、優しいひとなんです。U/ェ\*Uキャッ♪
ホームページのほうにミーとクロの写真を載せました。ご覧下さい。TOPから【miyakoの宝箱】をクリック。http://pksp.jp/miyakowasure/
この間夜中にTVでやっていて懐かしかった。
男子はファラ・フォーセット・メジャーズ派が
多かったけど、私はジャクリン・スミスが好きでした。
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『二つの小さないのち』
どのくらいの時間が過ぎただろう・・・。
そこへ、ちょうど友達が来た。
下から呼びかけてくれて気がついた。
私は意を決した。「よし、見に行こう。もし、いや多分死んでる。
せめて、埋葬してやらなくちゃ・・・。」
友達に昨日からの経緯を話し、手にスコップを持ち一緒にゴミ置き場に向かった。
公園内に入りあと、二、三歩というところで音がした。
音というより声。泣き声だ!
・・・・!!えっ!!
私は、急いで袋を破った。いた!二匹とも弱っているけど生きてる!!
良かった!良かった!!!
私はスコップを放り出し二匹を手に家に戻った。
「ごめんね。ごめんね。捨てたりして。もう、大丈夫
何があっても私があなた達の事、育てるから!」
黒い男の子を「クロ」黒白の女の子を「ミー」と
名付け子育てが始まった。
動物病院に子猫用の粉ミルクと哺乳ビン買いに行った。
ちゃんと煮沸消毒をした。上手く飲んでくれるか不安だったがその心配は
すぐに消えた。目はもちろん開いていないが、乳首を口元にもっていくと
吸い付いてきてミルクを飲んだ。感動して涙が出た。そして再び、自分の行動を
悔やんだ。一度出逢ったのに捨ててしまった自分を懺悔した。
殿が仕事から帰ってきて「やっぱり・・・」(苦笑 と言った。
クロの方がミーよりも一回り小さかったがミルクはたくさん飲んだ。
夜は2〜3時間おきにミルクをやるために毎晩起きていたので
日中眠たかったが私の手をオッパイを押すようなしぐさをして
ミルクを飲むこのコ達が愛しかった。
すくすくと育っていって目が開き愛くるしくなっていった。
離乳も上手くいき、トイレもすぐに覚えた。
二匹で、仲良くケンカした。家の中がとても賑やかで絶えず笑いがあった。
と同時に別れの時が近づいていた。
殿に最初の約束で離乳が過ぎたらここでは飼えないから手離せと言われていた。
私は、別れるのが嫌で里親を探さずダラダラして時間をかせいだ。
もしかして、殿が諦めてくれるかもしれないと思ったから。
だけど、殿はお前が手放さないのなら捨てに行くからと言い出した。
二匹を無理やり抱きかかえ出て行こうとする殿。
私は泣いた。「やめて!!やめて!!ちゃんと探すから!!捨てないで!!」
私は手書きで里親探しのポスターを書いてあっちこっちに張った。
暫くして電話がかかってきてミーの里親が決まった。
引渡しの日がきた。相手の方はお父さん、お母さん、小学高学年のお姉さん、
低学年の弟の4人家族だった。
「宜しくお願いしますね、優しい良い子です。少しお腹が弱いです。
気をつけてやってください。それから、砂は固まるタイプを。それから・・・
それから・・・・。・・・・・・。どうぞ・・・、どうぞ宜しくお願いします・・・。」
あとは涙で言葉にならなかった。
クロの方も程なく、うちに勤める薬剤師さんの近所のお宅に里親が決まった。
クロをそのお宅まで連れて行った。先住猫のいるおじいさんの一人暮らしだった。
可愛がってくれると感じた。ミーの時よりも落ち着いてさよならができた。
しばらくして、クロの近況を聞いた。クロはおじいさんとお風呂に入り
仲良く暮らしていると。今はその薬剤師さんも辞められたので最近の
クロのことは分からないけど。
ミーの方は近所の方だと思うが、前の飼い主があれこれ言うのもどうかと
思い、連絡をとらなかった。
あれから、8年。ミーもクロも元気に暮らしていて欲しいと願ってる。
色んなことを学んだ。感謝の気持ちでいっぱいです。
有り難う、ミー、クロ。
補足:この頃、いくら私がお願いしても殿はクーラーを買ってくれなかったのですが、段々と熱くなり窓を閉めたまま
猫達をおいて仕事に行かれないと言うと
その日のうちにクーラーを買ってくれました。
猫達を捨てるなんて言ったけど本意ではないんです。
ホントはとても、優しいひとなんです。U/ェ\*Uキャッ♪
ホームページのほうにミーとクロの写真を載せました。ご覧下さい。TOPから【miyakoの宝箱】をクリック。http://pksp.jp/miyakowasure/
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