七夕に贈ります。。。
2004年7月7日 私と動物
★純米大吟醸 生酒 《凍結酒》
わずかに発泡性があり、
辛口ですっきりした味と爽やかな
味わいのお酒です。
少し解けてからゆっくりとビンを振り、
グラスにそそぐとシャーベット状になり
目でも楽しめるお酒です。
このお酒、美味しそう♪
________________________
★Fruitsさん、BMさせていただきました。7月3日の日記、とても楽しくって♪わんこココロですね。
さてと。。。
『二つの小さな命』
あれは、今から丁度8年前の今日、7月7日の事だった。
時間は確か夜の九時過ぎだったと思う。その頃はまだ、クーラーを
取り付けてなかったので、ベランダの窓をあけて殿とTVを見ていた。
すると窓の外から泣き声がした様な気がした。空耳かと耳を澄ますと
確かに小さいが聞こえる。
ミャ〜・・・・ミャァ・・・・と。
子猫だ。しかも、とても小さい子猫の鳴き声だ。
殿に「ちょっと見に行っていい?絶対に持って帰らないから」と言い
公園に探しに行った。公園の中は暗くてよく見えない。
一旦戻り、懐中電灯を手にもう一度探す。
いた!! 子猫!!
二匹いる。黒いコと黒白のコ。
まだ、へその緒がついて濡れている。
しかも、蟻が体にたくさんついて・・・。
近くにお母さん猫がいる様子はない。
気がついたら2匹を手に家に戻っていた。
殿に「どうすればいい?」と聞くと局部を刺激して排尿、排便を
させろと言う。黒いコは男の子、黒白は女の子だった。
次はミルクだけどこんな時間じゃペットショップは開いていない。
仕方ないので、私の勤めてる薬局に行き、人間の赤ちゃん用の粉ミルクの
サンプルをもらいスポイドを買う。あまり上手くいかなかったが
とりあえずは少し飲んだ。その夜は心配で寝れなかった。
そして、次の日殿に「このコ達どうしよう?」と聞くと
「うちで、飼えるわけない、公園に置いてこい、明るいから誰か拾って
くれるよ」と言う。
私は「嫌だ」と言ったが、この日仕事で勉強会があり絶対に休めなくて
それに、殿に歯向かうことは出来ない。
かなり迷ったが、家にあったダンボールに布を敷き雨に濡れないように
青いビニール袋で軽く覆い人目のつきやすいところ二匹をいれへ置いた。
「どうか、誰かに拾ってもらえますように・・・」祈った。
私は早く家に帰りたかった。あのコ達がどうなったか知りたかった。
急いで帰って、私がダンボールを置いた場所を見た。
無い。ダンボールが無い。
「あ〜・・・良かった。誰か優しい人がつれて帰ってくれたんだ。
有り難う・・・。」
淋しかったが仕方ない。ホッとした。
さて、家に帰りましょうと思いふと少し離れたゴミ置き場の方に
目がいった。
・・・・・・?
・・・・・・!!!!!
あれは!!あれは、私が子猫たちをいれたダンボール??
青いビニール袋の中にダンボールが見えた。
「まさか、まさかね・・・違うよ。きっと中に子猫たちはいないよ。
でも、いたら?・・・・・。いたら、・・・死んでるよ・・・。
生まれたてでずっとミルクも飲んでない、袋の口は縛ってあるように見える
窒息してる・・・。どうしよう・・・。」
確かめなくちゃ。でも・・・・怖い・・・。
勇気が出ない・・・。
私は家に帰ってしまった。
ベランダからずっと公園を見ていた・・・。
かなりの時間そこから動けなかった。
<後編に続く・・・>
わずかに発泡性があり、
辛口ですっきりした味と爽やかな
味わいのお酒です。
少し解けてからゆっくりとビンを振り、
グラスにそそぐとシャーベット状になり
目でも楽しめるお酒です。
このお酒、美味しそう♪
________________________
★Fruitsさん、BMさせていただきました。7月3日の日記、とても楽しくって♪わんこココロですね。
さてと。。。
『二つの小さな命』
あれは、今から丁度8年前の今日、7月7日の事だった。
時間は確か夜の九時過ぎだったと思う。その頃はまだ、クーラーを
取り付けてなかったので、ベランダの窓をあけて殿とTVを見ていた。
すると窓の外から泣き声がした様な気がした。空耳かと耳を澄ますと
確かに小さいが聞こえる。
ミャ〜・・・・ミャァ・・・・と。
子猫だ。しかも、とても小さい子猫の鳴き声だ。
殿に「ちょっと見に行っていい?絶対に持って帰らないから」と言い
公園に探しに行った。公園の中は暗くてよく見えない。
一旦戻り、懐中電灯を手にもう一度探す。
いた!! 子猫!!
二匹いる。黒いコと黒白のコ。
まだ、へその緒がついて濡れている。
しかも、蟻が体にたくさんついて・・・。
近くにお母さん猫がいる様子はない。
気がついたら2匹を手に家に戻っていた。
殿に「どうすればいい?」と聞くと局部を刺激して排尿、排便を
させろと言う。黒いコは男の子、黒白は女の子だった。
次はミルクだけどこんな時間じゃペットショップは開いていない。
仕方ないので、私の勤めてる薬局に行き、人間の赤ちゃん用の粉ミルクの
サンプルをもらいスポイドを買う。あまり上手くいかなかったが
とりあえずは少し飲んだ。その夜は心配で寝れなかった。
そして、次の日殿に「このコ達どうしよう?」と聞くと
「うちで、飼えるわけない、公園に置いてこい、明るいから誰か拾って
くれるよ」と言う。
私は「嫌だ」と言ったが、この日仕事で勉強会があり絶対に休めなくて
それに、殿に歯向かうことは出来ない。
かなり迷ったが、家にあったダンボールに布を敷き雨に濡れないように
青いビニール袋で軽く覆い人目のつきやすいところ二匹をいれへ置いた。
「どうか、誰かに拾ってもらえますように・・・」祈った。
私は早く家に帰りたかった。あのコ達がどうなったか知りたかった。
急いで帰って、私がダンボールを置いた場所を見た。
無い。ダンボールが無い。
「あ〜・・・良かった。誰か優しい人がつれて帰ってくれたんだ。
有り難う・・・。」
淋しかったが仕方ない。ホッとした。
さて、家に帰りましょうと思いふと少し離れたゴミ置き場の方に
目がいった。
・・・・・・?
・・・・・・!!!!!
あれは!!あれは、私が子猫たちをいれたダンボール??
青いビニール袋の中にダンボールが見えた。
「まさか、まさかね・・・違うよ。きっと中に子猫たちはいないよ。
でも、いたら?・・・・・。いたら、・・・死んでるよ・・・。
生まれたてでずっとミルクも飲んでない、袋の口は縛ってあるように見える
窒息してる・・・。どうしよう・・・。」
確かめなくちゃ。でも・・・・怖い・・・。
勇気が出ない・・・。
私は家に帰ってしまった。
ベランダからずっと公園を見ていた・・・。
かなりの時間そこから動けなかった。
<後編に続く・・・>
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