我が家は映画館に映画を見に行くときは、兄が決定権を持っていた。
だから決まって＜ガメラ対○○○＞や男の子向けのアニメだったりした。
で、このベンジーは近所の女の子と行ったんだと思う。
誰といつ行ったのか全く憶えていない・・・＾＾；
が、映画の中で、ベンジーが飼い主である、兄妹の事を
思い走るシーンで泣いたことだけは鮮明に憶えている。
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日記は後ほど＾＾
本日は
＜私とわんこ＞Vol・3にしょう＾＾
多分、小学4年生の頃だったと思う。
ある日、一匹の丁度ベンジーの毛をもう少し短くした様な
テリアと何かのハ−フのような犬が我が家に居ついた。
確か赤い首輪をしていたと思う。
自分の家があるんだろうに・・・。
その犬は、うちの家族にはとても従順だったが、うちの前の通りをホームレス風の人や酔っ払いの様な人が通ると吠え掛かったり
噛み付いたりした。
しばらく経って近所の人に我が家で飼っていないとはいえ、人に危害を加えると誤解されるから鎖をつけて飼うなり捨てるなりした方がいいと言われた。
母は悩んだ。
その頃、裏でわんこを一匹すでに飼っていたのだ。
懐いていたしとても不憫だったが、とても二匹は飼えない。
心が痛んだが親戚に頼んで捨てに行ってもらった。
私はいつもいた犬がいなくなって淋しかった・・・。
それから二週間くらい経ったある日・・・。
母が二階で干しておいた布団を取り込もうしてふと視線を玄関先にむけると・・・。
・・・！！捨てたはずのあの犬が二階を見上げ嬉しそうにシッポ
を振っている。
母は正直怖いとさえ感じたと言っていた。
「自分の本当の家があるだろうに何故ここに？」と思ったと。
それからもう一度もっと遠くに捨てにいった。
当然、今度は帰ってこなかった。
あれから何年も経っているのだが、いまだに母は
「あんなに、うちが良かったのなら置いてやれば良かった」
と後悔している。
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