Que sera sera・・・気分で
2003年12月28日 私の過去＜〜二十歳編＞ももさん、ログ見ました。
有難う。心配かけます。m(__)m
＊＊＊京都＊＊＊
当時、17歳。一つ年下で16歳のマルは、もう一度補導されたら間違いなく少年院行きが決まっていた。ある日、この街にいられない事件が起こった・・・。「まっすぐ行ったら都んち、左に行けば国道2号線どうする？」とマルが聞いた。私は一瞬悩んだけどついて行くと言った。未成年二人、人の車、無免許の逃避行が始まった。ガラス越しに自分の育った街が流れていく、「ごめんね、お母ちゃん、おにいちゃん、さようなら。学校卒業したかったな・・・」車は東へ向かって走って行った・・・。
あたりを夕闇が包みはじめていた。京都の山奥にいる。私たちは道に迷ってしまっていた。
・・・・そこで事件が起きた。もう逃げることは不可能だった。そして警察に保護され連行された。マルは留置所へ、私は署長室へ。何故か私は何の罪にも問われなかった。
あくる日親が迎えにきた。バスで市内から2時間もかかったと言っていた。そんなに山奥だったのか・・・。帰る間際少しだけマルと話をさせてくれた。「都、ごめんね。こんな事になって。帰ったら、俺の事は忘れてちゃんと学校に行けよ。俺のこと待つなよ。」と言った。そして、マルは京都の鑑別所、少年院を経て今、極道として生きている。
有難う。心配かけます。m(__)m
＊＊＊京都＊＊＊
当時、17歳。一つ年下で16歳のマルは、もう一度補導されたら間違いなく少年院行きが決まっていた。ある日、この街にいられない事件が起こった・・・。「まっすぐ行ったら都んち、左に行けば国道2号線どうする？」とマルが聞いた。私は一瞬悩んだけどついて行くと言った。未成年二人、人の車、無免許の逃避行が始まった。ガラス越しに自分の育った街が流れていく、「ごめんね、お母ちゃん、おにいちゃん、さようなら。学校卒業したかったな・・・」車は東へ向かって走って行った・・・。
あたりを夕闇が包みはじめていた。京都の山奥にいる。私たちは道に迷ってしまっていた。
・・・・そこで事件が起きた。もう逃げることは不可能だった。そして警察に保護され連行された。マルは留置所へ、私は署長室へ。何故か私は何の罪にも問われなかった。
あくる日親が迎えにきた。バスで市内から2時間もかかったと言っていた。そんなに山奥だったのか・・・。帰る間際少しだけマルと話をさせてくれた。「都、ごめんね。こんな事になって。帰ったら、俺の事は忘れてちゃんと学校に行けよ。俺のこと待つなよ。」と言った。そして、マルは京都の鑑別所、少年院を経て今、極道として生きている。
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